[Mew-dist 1178] Re: On the way to built in XEmacs.

SAKAI Kiyotaka ksakai at example.com
1997年 7月 3日 (木) 14:11:07 JST


>> In article <199707011237.VAA15661 at example.com>, KIRIYAMA Kazuhiko <kiri at example.com> writes:

> XEmacs のソースを捜し回ったんですが結局まとまったドキュメントらしきも
> のは見当りませんでした(捜し方が悪いのかもしれませんが)。で、結局 
> Makefile を追っていったところ lib-src/update-autoloads.sh が lisp/* に
> ある elisp アプリケーションをスキャンして各々ディレクトリの中の *.el 
> に書かれた「魔法のコメント(;;;###autoload)」下の defun, defvar,
> defmacro 等を拾い出して lisp/prim/auto-autoloads.el を生成することがわ
> かりました。XEmacs はインストール時にauto-autoloads.elを emacs に 
> lisp/prim/loaddefs.el を使って pre-load します。このあたりのことは  
> lisp/prim/loaddefs.el に書かれています。

これは XEmacs の特有の機能ではなく、Emacs19 標準の機能です。

各種の Emacs Lisp パッケージを標準に添付するに当たって、

・autoload を自動的に設定する。
・そのファイルを load していなくても、doc-string を読むことができるよ
  うにする。

を半自動的に実現するために考え出されたものだと思います。

Mew でこれを実現するためには、とりあえずは

・ユーザーが設定可能な変数の前に 

    ;;;###autoload

  という行を付加する。

・mew.el の (defun mew ...) の行と (defun mew-send ...) の行の前に

    ;;;###autoload

  という行を付加する。

の 2点を行えば、いいと思います。

ただし、もし、ファイル単位の autoload を実現するのであれば、多くの作業
が必要になると思いますが。
-- 
酒井 清隆 (E-mail: ksakai at example.com)



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