[Mew-dist 1841] Re: use install command patch at mew-1.90/bin
SAKAI Kiyotaka
ksakai at example.com
1997年 9月 1日 (月) 21:48:35 JST
>> In article <19970829183754C.y-koga at example.com>, Maybe TABOO <y-koga at example.com> writes:
>> 普通、configure に対するパッチを流すときは configure.in に対するパッチ
>> だけを流して、受け取った方で autoconf を実行してもらいません?
> んー、それはどこの世界の普通なのでしょう? 少なくとも Mew や IM を使う
> 上で普通とは思えません。
> autoconf を使用して開発する人以外はインストールしていないんじゃないか
> な?
> #私はインストールしていないです。
もし、重大なバグがあるなどの理由で、一般のユーザーに当ててもらうことを
意図して作られたパッチであれば、当然、configure に対するパッチも流すべ
きだと思います。
しかし、機能拡張等、開発者向けにマージしてもらうことを意図して作られた
パッチであれば、
・一般の人には (単なるユーザー) にとっては、当ててもらってもまったく意
味がないので、どちらでもよい。
・パッチをマージする人間にとっては、どこに変更点があるかが見えにくくな
るため、マージする作業の負担が大きくなる。(理由としてはこれが一番大
きい。)
・断片的に流れるパッチは alpha test の意味合いが強いので、テストをする
人には autoconf をインストールしてもらって、もし問題があった場合には、
簡単に修正できるものであれば修正してもらいたい。
などの理由で、自動生成されるものを流すべきとは思えません。
実際、半田さんは、以前 mule のメーリングリストで、configure のパッチは
流さずに configure.in に対するものだけを流して欲しいと言っていましたし、
また、gnu.*.bug あたりでは、パッチを流す多くの人は configure.in に対す
るものだけを流していたと思いますが、これは上に書いたようなことが意識に
あるからだと思います。
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酒井 清隆 (E-mail: ksakai at example.com)
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