[Mew-dist 05498] Unread 問題に対する一つの平和的解決案

UMEKICHI / 梅吉 umekichi at example.com
1998年 7月 14日 (火) 00:42:41 JST


こんばんは。夜のプログラマ 梅吉 です。

昔から問題になっている unread 問題について、
最近になって土江さんが一つの解決案[Mew-dist 05482]を示されて
いますが、これには以前からの議論もあるようで、
おそらくKazuさんはいくらか抵抗を感じて
いらっしゃるのではないかと思います。

そこで、Kazuさんもおそらくそれほど抵抗を感じずに取り入れる
ことができるのではないかと思われる一つの解決案を考えました。
ただし、考えただけでまだ実装はしていません。
一つの提案として考慮していただければと思います。

さてその方法とは、
(1)各メッセージを個別に圧縮できるようにする。
   例えば、message 1 を圧縮して 1.gz とできるようにする。
   imls, impack, imsort, imgrep 等をすべてこれに対応させる。
(2)imls や mew の表示として、現在マルチパートだと M が表示されるよ
   うにできるが、これに加えて圧縮されていると(例えば) Z と表
   示することができるようにする。
(3)mew や im で、message を読んだり、refile したときに、自動で
   圧縮できるような configuration option を用意する。
というものです。

この方法を使うと、
(1)unread を使いたい人は、圧縮されている/いないを
   そのフラグとして使うことができる。
(2)これはあくまでも圧縮をサポートしただけだと思えば、
   Kazu さんもポリシーを曲げずに済む。
(3)ディスクに余裕ができる(本来これがメインなのですが)。
という良いことがあります。

問題としては、いちいち解凍して読むのにどの程度時間がかかるか
ということですが、現在、私の手持ちのマシンでは、UNIX manual
や info 等をすべて圧縮した状態で持っていて、それを emacs の
中から必要に応じて解凍しながら読むような方法で使っている
(これが freeBSD のデフォルトの状態なのか?)のですが、それほ
ど不快感はありません。これから、メールについても結構いけるの
ではないかと考えています。

というわけで、確かに実現するにはいろいろ手間がかかる方法では
あるのですが、仕様としてはなかなか考えられているのではないか
と思うのですが、いかがでしょうか?
[[梅吉]]



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