[Mew-dist 06664] Re: delete and * mark
SAKAI Kiyotaka
ksakai at example.com
1998年 10月 6日 (火) 16:21:52 JST
>> In article <19981005133317N.kazu at example.com>, Kazu Yamamoto (山本和彦) <kazu at example.com> writes:
> たくさんの方が、いろいろ提案を繰り返していたので、だれかまとめてくれる
> と嬉しいです。
> たとえば、
> [Mew-dist 04236] review mark and multi mark
> とか。
[Mew-dist 1134] `*' and `@' 以下の thread でマークの意味の変更が提案さ
れていましたが、[Mew-dist 04236] はこれと同じ主旨の提案ですね。
[Mew-dist 1134] 以下の thread は
http://www.mew.org/archive/mew-dist/1-2012/thrd9.html
http://www.mew.org/archive/mew-dist/1-2012/thrd10.html
は見ることができますが、要点を切り張りすると、以下のようになります。
------------------------------ ここから ------------------------------
・'*' と '@' のマークの機能を
`*' : 操作 (refile, forward, uushar, ...) するためのマーク
`@' : なにもしないためのマーク
(= refile や pick などの対象にしないためのマーク
= その folder にとどめておくためのマーク
= あとで読みなおすためのマーク
= 「復習」)
と定義する。
現状では
1. 表示等のメッセージの移動のため(`*')
2. 転送等の複数メッセージの指定(`@')
3. フォルダ移動等のため(`*')
となっているのを、
1. -> (`@')
2. -> (`*')
3. -> (`*')
と変更することになる。
そのために必要なのは、
(1) `F' (mew-summary-multi-forward)
`ESC s' (mew-summary-unshar)
`ESC t' (mew-summary-uudecode)
の対象を `*' に変更
(2) N, P の対象を `@' に変更
(3) n, p の動作の変更
(「下[上]方向のマークが付いていないか `@' マークの付いた
メールへ移動」でいいのかな?)
パッチは [Mew-dist 1181] を参照。
------------------------------ ここまで ------------------------------
このマークの意味付けの変更を行なうのは、僕も望ましいことのように思います。
これ以外の要望としては、
・マークの数を自由に増やせるようにしたい。
(1,2,3 を 3つのマークに分離したい、など)
・マーク時の動作をコントロールしたい。
(マーク時の移動方向や強いマーク、弱いマークのコントロールなど。)
というのが挙がっていました。こういった動作のコントロールを行なうために、
以下のような仕様を考えてみましたが、どうでしょうか。
・マークの property を定義する。
(defvar mew-mark-action-list
;; key mark lev actione-when-mark after stronger
'(("@" "@" 2 nil stop stop)
("*" "*" 2 nil stop stop)
("d" "D" 3 mew-mark-delete nil stop)
("o" "o" 4 mew-mark-refile nil stop)))
(defvar mew-mark-property-list
;; mark lev action-when-undo del
'(("@" 1 nil nil)
("*" 1 nil nil)
("D" 3 nil t)
("o" 3 mew-mark-unrefile t)))
key … キーバインドを記述
mrk … 付けるマークを記述
actione-when-mark … マークを付ける以外に特別の操作を行なう場合に指定
after … mark を付け終わったときに取る動作
'up, 'down, 'next(current direction), 'stop, nil が指定可能。
nil を指定したときは mew-summary-mark-direction に従う。
stronger … 元々マークが付いていて、より強いマークで上書きした場合は、
こっちの値を使用する。(デフォルトはすべて nil の方がい
い?)
lev … マークの強さのレベル
action-list: マークを付加するするときのレベル
property-list: 実際に付いているマークのレベル
レベルが下周るとき … 何もしない。
レベルが同じとき … 警告を出力する。
レベルが上周るとき … 無条件に上書きする。
action-when-undo … マークを undo するときに特別の操作を行なう場合
に指定 (現在の mew-mark-undo-switch に相当)
del … x を実行したときに、t ならばその行を削除する。
(現在の mew-mark-delete-switch に相当)
なお、変数を 2つに分けてあるのは、マーク時の動作は異なるが、同じマー
クを付けたいときに使えるようにするためである。
・P or N で移動する先のマークは別の変数で指定する。
(リストで複数を指定できるようにする)
p or n は、このリストで指定したマーク以外のマークが付いているものは
skip する。
default は '("@") (mew-1.93 での動作は '("*") と設定しているのに相当)
・pick で使用するマークも変数で設定できるようにしておいた方がいい?
--
酒井 清隆 (E-mail: ksakai at example.com)
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