[Mew-dist 07783] Re: compilation scheme of Mew

NAKAJIMA Yoshihiro nakayosh at example.com
1999年 2月 27日 (土) 01:00:59 JST


# 長い時間、推敲した割りにうまく説明できてないと思います。実際に
# 小さなプログラム (GNU hello って configure 対応だったかしら?)
# を使って試してもらった方が早いかもしれせん。

On Fri, 26 Feb 1999 18:21:45 +0900
Kazu Yamamoto (山本和彦) <kazu at example.com> wrote:

> --srcdir というオプションは使ったことがないので、ちょっと具体的なイメー
> ジが湧きません。もう少し詳しく説明して頂けませんか?

例えば、5 つの OS を管理しているとします。その全てに 2 つの
emacs (GNU Emacs と XEmacs) が使われていて、それらに 計 10 回、
Mew をインストールするとします。

現行のやり方だと、mew-XX.tar.gz を 10 回展開しなければならず、10 
倍のディスクスペースが必要となります。

それに対して autoconf を使うと、例えば、ディレクトリ mew-1.94b9
の下に `foo_os-emacs' `bar_os-xemacs' 等のディレクトリを作り、そ
こで、`../configure --srcdir=.. && make' を行うことで、
(foo_os-emacs 等を除く) mew-1.94b9 以下はアーカイブを展開したク
リーンな状態のままで、`foo_os-emacs' 以下に *.o や *.elc や実行
ファイルを作らせることができます。これにより、(foo_os-emacs 等を
除く) mew-1.94b9 以下のソースツリーを 10 個のアーキテクチャーで、
共有させることができます。

# Emacs が同じなら、*.elc も共有できると思いますが、私のでは、そ
# こまで考慮されていません。(かなり難しいと思う。)

# 今、思いつきましたが、make install した後すぐに、make
# distclean して、次のアーキテクチャーにとりかかるのならメリット
# はないですねぇ…。


> > という具合になっていますが、これは、何らかのポリシーによるものな
> > のですか?
> 
> configure を使っていないのは、本質的に必要性を感じないからです。

うむ。となると、この程度では、メリットは十分と言えないかもしれま
せんねぇ。そういうことであれば、提案はとりさげます。

-- 
nakayosh at example.com/中島資博



Mew-dist メーリングリストの案内