[Mew-dist 07801] Re: compilation scheme of Mew
SAKAI Kiyotaka
ksakai at example.com
1999年 3月 1日 (月) 10:29:46 JST
>> In article <19990226182129H.kazu at example.com>, Kazu Yamamoto (山本和彦) <kazu at example.com> writes:
>> という具合になっていますが、これは、何らかのポリシーによるものな
>> のですか?
> configure を使っていないのは、本質的に必要性を感じないからです。
もし configure を使わない方針でいくのであれば、bin の下は uumerge で使
う perl の絶対パスを得るためだけに configure を使っていますが、これは
Makefile に
PERL=`which perl`
#PERL=/usr/local/bin/perl
といった行を入れておいて、sed 等で置換するだけで充分だと思います。
> --srcdir というオプションは使ったことがないので、ちょっと具体的なイメー
> ジが湧きません。もう少し詳しく説明して頂けませんか?
例えば Emacs のような巨大なプログラムを複数の OS にインストールすると
きに、OS ごとにソースを展開するのは無駄なので、
/usr/local/src/emacs-20.3
/solaris
/sunos
/hpux
などというディレクトリ構成で、emacs-20.3 の下にソースファイルが展開し
てあるとすると、OS ごとのディレクトリの中で
% ../emacs-20.3/configure
と configure を走らせれば、1本のソースツリーで複数の OS のバイナリーを
コンパイルすることが可能になります。
> あと、このためだけに configure を導入する価値はあるのでしょうか?
Mew 程度のパッケージでは特に必要はないという気もしますし、また、あれば
あったで便利という気もしますので、何とも言えないところだと思います。
--
酒井 清隆 (E-mail: ksakai at example.com)
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