[Mew-dist 07998] Re: forwarding ill-formatted mail

Kazu Yamamoto ( 山本和彦 ) kazu at example.com
1999年 3月 11日 (木) 21:47:51 JST


From: Kazumasa Utashiro <utashiro at example.com>
Subject: [Mew-dist 07905] forwarding ill-formatted mail
Date: Fri, 5 Mar 1999 18:59:09 +0900

> で、これをフォワードして、フォーマットが間違ってるぞ、と言おうと思った
> ら、そのメールもやっぱり MIME decoding error になっちゃうんですね。
> 
> なんだか、よくわかんないけど、やっぱりエラーにならない方がいいし、扱う
> データによって mew の作るデータがエラーになるというのも妙ではあります
> よね。さてどうするのが正しいでしょう? とりあえず、
> 
> 	Content-Type: Message/Rfc822
> 
> をやめれば、エラーにはならなくなります。

最近僕は、「メールの転送自体とっても難しい」としみじみ感じています。

たとえば、Subject: に JIS が直接入っているメールを転送すると、これは書
式違反になるわけです。Mew では、マルチパート中の CT: Message/Rfc822 を 
"y" で保存することで、このようなメールをいくらでも生成できます。ですか
ら、"y" で ("~/1" などに) 保存したメールを転送してはいけません。

もともと壊れているメールを転送するのが間違いだという意見もあるでしょう。
残念なことに、正しいメールを転送しても問題が生じる場合があります。たと
えば、Multipart/Signed では、本文に 7bit の制約があります。よって、
8bit のメールを単純にコピーし署名したのでは間違いになります。

# これが僕が RFC 1847 が嫌いな最大の理由です。

書式が間違ったメールを送信してしまうことを運用レベルで防止することを支
援するのに、Draft モードを Message モードと対称的に作り直すという方法
があります。(1.95 で実装する予定です。)

Draft モードで C-cC-m すると、+draft の Summary に行きます。ここで、
SPC で相手が受け取った際にどのように表示されるかを確認できます。確認後 
C-cC-c で送信します。

P.S.

エラー処理はやればやるほど深みに陥って不毛になると感じています。

--かず



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