[Mew-dist 12502] mew-1.95b28.tar.gz

Kazu Yamamoto ( 山本和彦 ) kazu at example.com
2000年 2月 21日 (月) 21:48:30 JST


mew-1.95b28.tar.gz を ftp.Mew.org:/pub/Mew/alpha に置きました。

逃避でやったこと:

	- 白井さんの namazu のマージ
	- 誤植取り
	- PGP の署名において、パスフレーズを間違って undo された際、
          添付領域が現れていたのを直した。
	- PGP の署名では、C-u で PGP user ID を指定できるようにした
		e.g. C-uC-cC-s で From: の代りとなるアドレスを入力できる

P.S.

以下暇な人だけ読んで下さい。

PGP のパスフレーズのキャッシュは、PGP のコマンドごとに 1 つだけ保存す
る既存の方法のままにしてあります。署名に使ったアドレスとの組で保存する
ことも考えましたが、復号化の際にキャッシュがヒットしないことが判明した
からです。

今のキャッシュの方法で、C-uC-cC-s を使うことを考えましょう。たとえば、
GNUPG で kazu at example.compooh at example.com で特定される別の鍵を持っていたと
します。そして、それぞれの鍵を違うパスフレーズで守っているとします。
kazu at example.com に対して入力したパスフレーズはキャッシュされますが、次に 
pooh at example.com と共に GNUPG を使うと、パスフレーズが異なっているので
*Re*-enter と言われます。(でも、ちゃんとパスフレーズを入力する機会を与
えられるので、よしとしました。)

署名と復号化に対し別々にキャッシュを持つという方法も考えられますが、ど
れくらい嬉しいか分からないので実装していません。

たとえば、
	署名用の GNUPG:kazu at example.com
	署名用の GNUPG:pooh at example.com
	復号化用の GNUPG
の鍵を別々に管理する。

この方法だと、署名と暗号化で少なくとも 2 回パスフレーズを入力する必要
があります。今までのだと、1 回ですみます。

--かず



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