[Mew-dist 13656] Re: gpg and Emacs 20.7

Koyama Mituru mkoya at example.com
2000年 7月 16日 (日) 11:04:37 JST


小山です。

From: Koyama Mituru <mkoya at example.com>
Subject: [Mew-dist 13564] gpg and Emacs 20.7
Date: Sat, 8 Jul 2000 23:03:42 +0900

>  Emacs 20.6にセキュリティホールがあるとのことで、今日20.7にバージョ
> ンアップしたところ、GnuPGによる署名や暗号化で下のようなエラーが発
> 生します。一時ファイルの処理の違いではないかと思うのですが、原因が
> 特定来ません。
> 
>   Plamo 2.0 Kernel 2.2.16
>  Mew 1.94.2
>  Emacs 20.7/Mule 4.0 (Plamo 2.0のアップデートモジュール)
>   GnuPG 1.0.1c or 1.0.1h (これは以前から使えていました。)

 久しぶりに調査を再開しました。
 前回、一時ファイルの処理のしかたではないかと書きましたが、違うよ
うです。パスフレーズの入力のプロンプトが出ていないのに気づきました。
(うっかりしていました)デコードしてしなかったので、一時ファイルがで
きていなかったのです。process-filterの処理が違うのでしょうか。
 psを繰り返してプロセスを監視すると、gpgがごく短い間、ちゃんと起
動されているようです。psで見えるgpgコマンドをコマンドラインから実
行すると正しく、パスフレーズを聞いてきてデコードできます。
 パスフレーズを聞いてこないで、gpgを殺した(勝手に死んだのかも)あ
と、gpgの次の処理に進んでしまっているようです。

 今日、20.7のソースを取ってきて、自分でコンパイルしたものも、全く
同じ症状でした。今、このemacsでこのメールを書いています。
 libc5ベースのPlamo 1.4.xのマシンでも、20.7のソースをコンパイルし
て試してみました。こちらは、パスフレーズのプロンプトが出て、正常に
動作しています。

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小山満    mkoya at example.com



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