[Mew-dist 14120] (祝) 予選突破バージョン

[Kazu Yamamoto ( 山本和彦 )]

と言うわけで、b61 をリリースします。

	ftp://ftp.mew.org/pub/Mew/alpha/mew-1.95b61.tar.gz

いわゆる scan form を自由に定義できます。基本は mew-scan-form で、こん
な感じで定義します。

	'((-5 num) mark type (5 date) " " (14 from) " " (0 subj))

詳しくは、変数の説明を読んで下さい。(文字列に日本語を使うと幅を間違え
ると思います。需要があるなら、対応します。

上記の例では、たとえば mew-scan-form-num が呼ばれます。これらの関数は
最低限のものだけ用意しています。どんな関数があるのかは、mew-scan.el の
先頭を読んで下さい。

これだけでは、足りないでしょうから、適当に作って送ってもらえれば、マー
ジします。たとえば、GMT にそろえて、HH:MM を表示するという関数も、すぐ
に書けるでしょう。

	(14 "[" subj "]")
のような書式は、今回は採用していません。理由は、
	"[" (12 subj) "]"
と書けるからです。対応するのは簡単ですが、納得できる理由がない限り採用
しない予定です。

フォルダごとに、scan form を定義するには、mew-scan-form-list を使って
下さい。こんな感じ：

      '((("+inbox" "+tmp")
	 ((-5 num) mark type (5 date) " " (-4 size) " " (14 from) " " (0 subj)))
	(t
	 ((-5 num) mark type (5 date) " " (14 from) " " (0 subj))))

正規表現ではないことに注意。後藤さんのアルゴリズムに従って、サブフォル
ダにも適応されます。

あと、POP で取得するときに、サイズが大きくてちょん切られたメールには、
	本文にちょん切ったという文字列
	ヘッダに X-Mew-UIDL:
が付きます。

という訳で、scan しても T マークは消えません。(新たに mewls をインストー
ルすることを忘れずに。)

P.S.

これから T マークの付いたメールを取得する機能を実装します。

--かず