[mew-dist 22695] Re: Mew 3.1 の virtual mode の動作

Hideyuki SHIRAI ( 白井秀行 ) shirai at example.com
2002年 12月 25日 (水) 00:22:59 JST


From: Kazu Yamamoto (山本和彦) <kazu at example.com> さん曰く
Subject: [mew-dist 22678] Re: Mew 3.1 の virtual mode の動作
Message-ID: <20021224.185241.128862050.kazu at example.com>
Date: Tue, 24 Dec 2002 18:52:41 +0900 (JST)

> > 理想を言えば、Virtual mode では (Thread mode でも) 直接 "x" が実行でき
> > るようになるのがいいだろうとは思います。(つまり、Virtual/Thread folder 
> > と親の folder を同時に変更する。)

ぼくも単に所感だけですが、

> 単なる所感ですが、問題の本質は Virtual mode (Thread は除く)は、 バッファ
> に Summary mode が存在していないフォルダについても作成できることです。

ここは同意です。

> すなわち、ある Virtual mode に対応する(単数あるいは複数の) Summary
> mode がバッファにないことがあるため、Summary mode を編集できない場合が
> ありえます。
> 
> Virtual mode を作成する際には、そのフォルダの .mew-cache を読み込み"s"
> + "update" して、Summary mode を裏で作ることを強制すれば、実装可能でしょ
> う。

これは、"s" + "update" 相当の処理は必要ないと思います。

なぜなら "x" したときに summary を触るのは、summary から必要なメッ
セージナンバの行を削除するという処理だけで新しい scan を追加する
ということはないからです。

"x" した時点で必要だけどバッファにないフォルダは .mew-cache を
tmp buffer に読み込んで、消すべき行が存在していたら消して保存し
なおす、消すべき行が存在してなければなにもしないで終わり、で十分
だと思います。当然、summary mode が存在していたら通常の方法を使
います。

この方法で問題なのは、次にその .mew-cache に *小細工* をしたフォ
ルダに "g" したときに自動アップデートが効かない、ということです
が、小細工をする前の dir-newp を覚えておいて、小細工した後に必要
ならテンポラリのファイルを書いて消せば大丈夫じゃないかしら。(今
試せないのでこれで十分かどうかはわかりませんが、こっち方がもっと
小細工だなぁ)

大技で
● UNIX もみーんな .mew-touch を使うようにしてしまう(*1)
と、上記の小細工も少しはマシになると思われます。

> しかし、これは Virtual mode を作成する際に、待たされることを意味してい
> ます。このことをどう思うかですね。

これは絶対いやですよね。

というわけで、別解で virtual 作るときに待たないで済む方法を提案
してみました。あと、"x" 押したときに一つでも process が動いてい
るフォルダがあったら、まったく exec しない、とか割りきっちゃった
方が良いですね。

## (*1)
## 個人的には UNIX マシンでも良く小細工をするので .mew-touch 使っ
## ていますけど、フォルダに余分?なファイルが一つ増えること以上
## のマイナス面は無いと思っています。directory の time stamp と
## 比較する、と比べれば方式は泥臭いですけど。
## あと、外部コマンド類(procmail など)とのインタフェースが難しく
## なるからだめかなぁ。

-- 
白井秀行 (mailto:shirai at example.com)



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