[mew-dist 21252] Re: IMAP の .mew-msgid

Kazu Yamamoto ( 山本和彦 ) kazu at example.com
2002年 7月 25日 (木) 00:23:05 JST


From: YAMAKURA Makoto <yakina at example.com>
Subject: [mew-dist 21250] Re: IMAP の .mew-msgid

> imap-uwにて、ですが、%#mhinbox で s + RETを2回したときのログをとって
> みたところ、フォルダの中身に一切変化がなくても UIDVALIDITY の値が毎回
> 変わっていました。%inbox の場合は同様のことをしてもUIDVALIDITYは変化し
> ませんでした。

UIDVALIDITY は、32 ビットの整数で、おおざっぱに言えば、32 ビット UID 
の上位桁にあたります。(64 ビット全体で ID と考えることができる。)

通常、あるフォルダを削除し、その名前で新たにフォルダを作成する場合に、
UID を再利用するので、UIDVALIDITY の値を進めます。

"s" で、UIDVALIDITY の値が変るのはとっても変です。(アクセスごとに 
UIDVALIDITY が変るなら、UID なんてそもそも意味がない。)

> IMAPでMH形式を扱うのはなかなか面倒なんですね。

と、言うか、

(1) IMAP サーバは自分しかメールを操作しないと思っているのに、ユーザが
    直接操作すると、整合性はとれなくなります。

(2) IMAP は、UID などを管理するために、通常 DB を利用します。DB で管理
    されてないフォルダを IMAP で見せるのは、そもそも無理があります。

P.S.

UID が信じれない IMAP サーバに対しては、"s" + "last:N" でその都度メー
ルを取り直すといいかもしれません。しかし、これはフォルダのメールをすべ
てなめから最後の N を決定するので、メールの数が多いと遅いです。
("update" は、差分だけをなめるので、IMAP サーバがヘボくない限り、そん
なに遅くはないと思います。)

--かず



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