[mew-dist 23257] Re: caseによるsmtp-mail-fromの切り替えについて

[Tatsuya Kinoshita]

On March 13, 2003, [mew-dist 23252],
KIMURA Yasuhiro <yasu at example.com> wrote:

> 'C'で"other"に変更→'a'→'C-cC-m'→'C-cC-c'
> 
> だと送信されるメールのenvelope fromはuser at example.comになりますが、
> 
> 'a'→'C-cC-o'で"other"に変更→'C-cC-m'→'C-cC-c'
> 
> だと送信されるメールのenvelope fromはuser at example.comになります。
> 
> これはそういう仕様なのでしょうか。

はい、そういう仕様です。キューをフラッシュする場合、Draftで指定し
たcaseではなく、その時点でのcase (mew-case-output)が使われます。

たとえば、現時点の環境に合ったenvelope senderやSMTPサーバーでない
と、配送を拒否されることがあります。個々のメールを作る時点では、
キューをフラッシュする時点の送信環境を特定できない(キューに溜め込
んだあとで環境が変わるかもしれない)ので、SMTPサーバーなど送信に関
する設定は、キューをフラッシュする時点のcaseに従うことになってい
ます。

なお、Draftから直接`C-c C-c'で送信する場合には、そのDraftで指定し
たcaseが使われます。また、Summaryから`C-u C-c C-c'とすれば、
mew-case-outputとは別のcaseを指定してキューをフラッシュできます。
特定のcaseでのみ送信したいメールについては、case別のキューを使う
ことで対応できます。

-- 
木下達也