[mew-dist 25058] Re: 新マーク (第2版)

ARAI Shun-ichi hermes at example.com
2004年 6月 11日 (金) 00:47:48 JST


あらいです。

 なんか、色々な意見を読んでるうちによくわからなくなってしまいまし
た……。
 というわけで、私なりに考えた案を以下に書きます。もしかすると、誰かの
案と同じになってるかも知れませんが、その場合はご容赦を。

 マークの欄は、一桁です。
 マークを、人のためのものを Mew のためのものとにわけます。
 Mew のためのものとは、mew-summary-exec などのような処理を実行させる
ときの対象となるものです。
 マークの種類は以下の通り。

(1) 人のためのもの
  "U" 未読
  " " 既読
  "$" 復習/栞

(2) Mew のためのもの
  "o" リファイル
  "D" 削除(remove)
  "X" 削除(unlink)
  "*" 作業対象

 (1) のマークは、(1) に含まれる他のマークに変更されるまで永続させます。
 "U" は、内容を表示することによって自動的に " " となります。"$" は、
後でまた読みたくなるようなものなどに対して、人がつけます。
 以下に述べる退避中に "$" をつけようとしたら……どうしましょうか、退
避をやめて "$" をつけるか、退避されたマークを変更するか。ちょっとまだ
案が定まりません。

 (2) のマークは、一時的なものです。何かの処理(mew-summary-exec など)
を実行するために、その対象を定めます。
 (2) のマークは、重ね書きできます。例えば、"o" のついたメールに "D" 
をつけると、"o" はなくなってしまいます。

 (2) のマークをつけるときは、(1) のマークを退避します(メール単位)。
そして、(2) のマークをつける理由となった処理が終了したら、(1) のマーク
を復活させます。
 例えば、"$" のついたマークをリファイルするため "o" をつけると、"$" 
は退避され、リファイルされたときにはリファイル先で "$" のついたメール
となります。
 "$" がついたまま +trash に行ったりすることもあるかも知れませんが、私
は気にしません。むしろ、+trash を覗いたとき "$" があったら「しまった、
大事なメールを消そうとしてしまった」と気付き取り戻せるかも知れませんし。


 n/p, N/P についてはまだ考えがまとまっていませんが、今の C-u N のよう
な使い方(その場で追いかけるマークを決める)は残して欲しいです。

 こんなところです。


 今回の話がまとまって実装されれば、使う Mew のバージョンアップが楽に
なるかも知れなくて期待してます。今までは、バージョンを上げようとするた
びに [Mew-dist 04236] で書いたような([mew-dist 20713] でパッチも出し
ましたが)独自の修正を入れていたので。

-- 
新井 俊一 <ARAI Shun-ichi>
hermes at example.com



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