[mew-dist 29565] Re: 添付テキストファイルの文字コード

Ryo Furue furue at example.com
2013年 1月 24日 (木) 23:24:23 JST


木下さま、北口さま

>>    (utf-8で書いたファイルを添付したのだから)utf-8で送り出して欲しい
> 
> 私は、文字コードや改行コードを変えずに送りたい時は、text/plain
> から、application/octet-streamに変え添付しています(した)。
> t で一発変更できるので、そんなに手間がかからないと思います。

案をありがとうございます。実はその案も考慮したのですが、おっしゃる通り
改行コードが変わらない点が問題なんじゃないかと思い(間違っていたらご
めんなさい)、解決策ではないかなぁ、と思いました。

そもそも、なぜテキストファイルをテキストファイルとして「添付」したいのか。
それは、実質的には、改行コードを適切に変換して欲しいからです。僕にとっ
てはそうなんです。メール相手に、Unix, Linux, Mac, Windows がいますので。

「実質的に」と言ったのは、「哲学的に」言えば、文字コードだって
システムによって違うんだから変換されることを前提とするべきではないか
ということになりますが、「実質的」には utf-8 にしておきさえすれば
世界中の大抵の人が大体正しく表示できます。いまどきは。
(理想的には、受け取り側のメーラーが、文字コードまで適切に変換して
くれることですが、添付のテキストファイルをディスクにセーヴするときに
文字コードを変換するメーラーなんてあるんだろうか?)

以下は雑談です。あまり論理だっていません。

過去に、いろいろ困ったことがありました。
1) テキストファイルを添付して送ったら、"disposition=inline"
になっていたので、受信側のメールソフトが本文の後に「貼りつけた」形で
表示した。そこで、受信者はその部分をコピー&ペーストで使った。
ところが、長い行がたくさん含まれたテキストファイルだったので、
受信側のメールソフトは勝手に長い行をちょん切った。添付したのは
プログラミング言語のようなファイルだったので、行を切られると

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のように、コメント行がおかしくなって、エラーがでまくり . . .

2) じゃあ、と思って、そのテキストファイルを zip に入れて添付して送った。
ところが、僕(Linux)と相手(Windows XP)では改行コードが違うので、
相手はコンパイル出来なかった。

3) 仕方がないので、改行コードをMS-DOSのものに変換して、zip に入れて
 ようやく、解決。やれやれ。

結局、a) disposition=inline はやめる、b) テキストファイルは
テキストファイルとして添付する---がいちばん綺麗なんだなぁ、
というのが、今のところの結論です。

これは、昔よりは重要になっていると思います。というのは、
昔はASCIIしか含めることが出来なかった、プログラムのソースファイル、
LaTeXのソースなどにunicodeを含めることが出来るようになっているからです。
それをmewで添付して送ると、iso-2022-jp になってしまった!
ということが起き得ます。フィンランド人の mew 使いが
モロッコ人に送ったメールの添付がなぜかiso-2022-jpで
エンコードされている、ということが起き得る訳です。(^_^)

もちろん、本当は、添付はやめて、subversionのようなシステムを使うのが
一番綺麗なんですが、僕の同僚はみな「年寄り」なもので、無理です。(^_^;)
(でも、そのようなシステムでも、会社で使っているやつは
 改行コードを変換してくれない! と妻がブーブー言っていたような . . .)

古恵 亮


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