[Mew-Win32 01111] Mew for FreeBSD 2.2.7-RELEASE
Satoshi Sugihara
sugihara at example.com
1998年 12月 29日 (火) 14:15:57 JST
杉原です。 FreeBSD での話で申し訳ないのですが、 Mew をインストールしま
したので皆さんに参考までメールします。その感想はと言うと、信じられない
ほど難しかったです。(私には)
普通、 FreeBSD だと pkg_add でインストールが出来るのですが、 Mew は
パッケージ化されていませんので、 ports からインストールする事になる
のですが、、、私は ports からインストールしたのは初めてなので、話は
70% ぐらい割り引いて考えてもらえれば、と思うのですが、全然うまくいき
ませんでした。 (;_;)
Ports は http://www.jp.FreeBSD.org/ から取って来ました。
cd /usr/port/mail/mew-common して make extract と make patch と make
までうまくいくのですが、 make install すると「/usr/local/lib/xemacs
というディレクトリが無い」と怒られてインストールが止まってしまいます。
なんで? 私は xemacs 用ではなくて、ちゃんと mew-mule を用意している
のに、と不思議です。(この mew-mule の ports なんですが、なぜか file
のディレクトリが無く、 MD5 のチェックサムも記されていないので、そもそ
もインストール出来ないのですが)
結局、 /usr/port/mail/mew-common/work/mew-1.93 の下にある Makefile を
EMACS = xemacs はコメントアウトして
EMACS = mule とします。また、
INFODIR = $(PREFIX)/$(EMACS)/info はコメントにして
INFODIR = $(PREFIX)/info この様に修正し、
make の make install で make install-info し、vi /usr/local/info/dir
で Mew のエントリを加え、 ~/.emacs にはとりあえず以下の2行を入れて
(autoload 'mew "mew" nil t)
(autoload 'mew-send "mew" nil t)
これで M-x mew で起動しました。
敗因分析
ports を用意してもらっておいてなおちゃんとインストールできないというの
も情けない話ですが、今から思えば、多分、FreeBSD 2.2.7-RELEASE で ports
の「スケルトン」というのもインストールしてあれば依存関係などもやってく
れたのかな、などと思ったりもしますが、今からもう一度やる根性は無いです。
ちなみに私、入社10年にして初めて自分用のPCというのを使えるようになりま
した。構成は初期型ペンティアムの75MHz、HDD は IDE 1GB、メモリは 40M で
す。お下がりPCなんですが、誰に何を割り振るかを決める際、私がこれがいい
と言ったら、職場のOA担当に「本当にこれでいいの?」と聞かれました。
# Compaq の方がスペックは高かったのですが、ビデオカードが QVison 2000
# という Xfree86 が対応していない特殊なボードだったのでパスしました。
ディスクは全部 FreeBSD に使っており、 Win95 や Eudora、ワクチンの権利
も「全部要らないです」といったら、OA担当が他で使えると喜んでいました。
これで Mew でガンガンメールが出せる様になり、良い年を迎えられそうです。
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