[mew-win32 04238] Meadowでfiber.exeが使用するレジストリへのアクセス権
Eisaku YAMAGUCHI
eisaku at example.com
2005年 5月 11日 (水) 17:29:42 JST
山口です.
From: Kiyotaka ATSUMI <kiyotaka at example.com>
Subject: [mew-win32 04237] Re: mew-win32でアプリケーション起動が出来ない。
Date: Wed, 11 May 2005 17:01:31 +0900 (JST)
>
> 渥美です。
>
> Q: MS-Windows XP上でMeadow2およびMewを使っています。メールの添付ファイ
> ルをC-cC-eとしてfiber.exe経由でアプリケーションから閲覧しようとしても
> 閲覧することが出来ません。どのアプリケーションでも同じです。
>
> A: fiber.exeはレジストリを操作します。レジストリの操作権限がないために
> アクセスできないものと思われます。Administratorにて、レジストリ
> HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\GNUに対して、それぞれのユーザごとにフルコ
> ントロールの権限を与えてください。
>
> Wikiに書くべき?
personal useに近い環境ではそれでもよいと思います.
wikiを読む皆さんが,regedt32とregeditとを区別して使えるなら... ですけど.
より一般向けに書いてしまうと...
A: fiber.exeはレジストリを使用します.インストール時には,一度
Administrator権限でfiber.exeを実行し,レジストリを初期化してください.
また,拡張子データを追加する場合には,Administrator権限で行って下さ
い.(詳細は,fiber.txtを見てください)
くらいが無難ではないでしょうか.
regedt32の使い方を知らなくても大丈夫.:)
アクセス権の解放は,使用者に依存します.
例えば,渥美先生がいるセンターのように,学生が使う環境だとすると,
アクセス権を解放することによって,fiberの拡張子データを自由に追加でき
るようになってしまう訳です.
善意の追加もあれば悪意の追加もあります.失敗もあります.それが問題です.
多数のユーザが入れ替わり立ち替わり使うのですから,管理上は好ましく
ありません.
# 但し,最近好んで使われる,リセット一発で既定状態に復元する環境は除く.
HKLMはpublic writableであるべきものではないので,現状では初期化だけし
ておき,拡張子との対応付けの追加は制限しておく方が無難な事もあります.
管理のためのAdministrator権限ですから.
取り敢えず,HKLMではなくHKCUを使ったfiber.exeを作ってみて,動作確認は
したのですが,このパッチ(たいしたことない)をmeadow-develop MLに流せ
ば間もなくリリース予定の2.10からは問題は発生しなくなるかもしれません.:)
-- EY
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