Haskell Platform のインストール方法
Haskell のコンパイラ/インタプリタ/スクリプトには、GHC (Glasgow Haskell Compiler) 7.6.3 を使います。
- コンパイラのコマンド名は ghc
- インタプリタのコマンド名は ghci
- スクリプトのコマンド名は runghc
Haskell の開発環境としては Haskell Platform 2013.2.0.0 を使います。
- GHC、ライブラリ、および cabal というライブラリ管理ツールをまとめたパッケージです
Windows
Haskell Platform インストーラをダウンロードして、ダブルクリックしてインストーラ("HaskellPlatform-2013.2.0.0-setup.exe")を実行。
日本語名のアカウントだと、cabal update がうまく動かないそうです。英語(ASCII)のアカウントを作って下さい。
インストーラがパスをうまく設定できないことがあるようです。以下の2つのパスが PATH に追加されているか確認しましょう。通ってない場合は、コントロールパネルから追加して下さい。
- "%APPDATA%\cabal\bin"
- "C:\Program Files (x86)\Haskell Platform\2013.2.0.0\lib\extralibs\bin"
授業の教材は、Unix で書かれています。Unix のテキストの行末は LR、Windows のは CRLF なので違います。Windows のメモ帳では、Unix の改行を扱えません。Unix の改行を扱えるエディタをインストールしておいて下さい。
Mac
- App Store から Xcode をインストール
- 「アプリケーション」の下にインストールされた Xcode を立ち上げて、Xcode → Preference から Command Line Tools をインストール
- 64bit用のHaskell Plaftformをインストール
Linux
トラビスさんの記事を参考にして下さい。以下がGHC と Haskell Platform の最新です。適宜置き換えて読んで下さい。
GHC でも Haskell Platform でも、"configure" の際に prefix を指定するといいでしょう。
% sudo mkdir /ghc-7.6.3 % sudo chown ログイン名 /ghc-7.6.3 ... % ./configure --prefix=/ghc-7.6.3 % make install
こうすると、すべてが "/ghc-7.6.3" に入るので、後から消すのが簡単です。
FreeBSD
未確認ですが、以下でインストールできると思います。
% cd /usr/ports/devel/hs-haskell-platform % sudo make install