Malapascua メモ

Malapascua

Malapascua 島は、フィリピンにあるセブ島の北に位置する。 小さいとも言えないが、大きいともいえないぐらいの島。


みどころ

大物は、なんといってもニタリザメ。(希にハンマーが見れる。) ニタリのポイントは、東へ 20 分ぐらいの Monad Shoal。 毎日見れる可能性がある。 逆に言えば、お勧めの季節はない。 透明度も季節はなく、毎日変るとのこと。 透視度 15m で、「よい方」と言われた。

小物だと、まずウミウシ。 クマノミは、日本で見れる 6 種類が全部見れる。 竜の落とし子も、あきる程いる。 小物の目玉はニシキテグリ。大きくあまり臆病ではない。 ポイントは島の南西ある灯台の前の海。 日没の時間には求愛游泳が見れる。


交通

マクタン島にあるセブ国際空港からセブ島の北端の町 Maya まで車で 3 時間。 Maya から Malapascua 島へ船で 30 分。 車はショップが手配してくれる。 船は、もちろんショップの所有。

3 時間のドライブは、地道を行くので泣きそうになる。覚悟しておくこと。 車酔いする人には、まったくお勧めできない。 途中でトイレには寄らないので、 車に乗る前はあまり水分を取らず、 トイレもしっかり済ませておく方がいいだろう。 Maya に着いても、女性が利用できるトイレはない。 Malapascua 島まで我慢。

Maya にはまともな船着き場はない。 現地の人の小舟でショップの船へ移動。 車から小舟へ荷物を運んでもらったら、そのグループの代表に 50 〜 100 ペソを払う。 また小舟の代表に 100 〜 150 ペソを払う。 彼らの喋る英語は僕でも聞き取れない。 何か話しかけられたら、チップを要求しているのだと考えてよいと思う。

Malapascua 島では、満潮なら岸まで船が寄れから、掛けられた板を歩いて降りる。 干潮ならショップの小舟に乗り換えて岸まで行く。 荷物はショップの人が運んでくれる。 ショップの人には、チップは不要。


ショップと宿

以下、2003年11月現在の状況:

ダイビング・ショップは 3 つあるらしい。 また、リゾートはいくつかあるようだ。 別のリゾートに夕食を食べに行くのもよい。

Exotic は、リゾートが一緒になっている。 Sea Explorers にはリゾートがないので、別途リゾートを選択する必要がある。

旅行代理店は、行きはセブに一泊しろと言うだろう。 しかしそれではニタリのチャンスが一回減る。

Exotic に聞いたら、その日の内に Malapascua に入れるそうだ。 24:00 に到着する客もいるという。 Exotic はチェックダイブでも、 経験が豊かならニタリポイントに連れていくと言った。

チェックダイブに deco が出るようなことはしなくないなら、 迷わずセブに一泊すべし。 また、飛行機が遅れるなどのリスクがあるので、 何かあったときにリゾートと英語で交渉する自信がないなら、 セブに一泊の方が無難かも。

帰りの船の時間は自分達で決められる。 前日までに言っておけば、それに合わせて車も手配してくれる。


ダイビング

基本的にボート・ダイビング。 アンカー・ロープに従って潜行。 浮上はロープがある場合とない場合がある。 ロープなしで安全停止できないとダメ。

Exotic のガイドは、エアを気にしてくれた。 残圧 100 になったら T の字、 50 になったら右手で左胸を叩く。

ニタリポイントは、20m に 30 分以上いるので、ダイコンは deco を出す。 ダイコンで窒素管理できない人は、止めた方がいい。

遠くのポイントまでいく場合は、 船が水を被るので、上着は濡れてもよいものを。 T シャツだと濡れて逆に寒いかも。

嫌になるぐらいガンガゼがいるので、水温が高くてもウェットは必須。 ガンガゼがよく撮影をジャマするので、 指し棒も持っていって、どかすとよい。 11月だとクラゲはいなかった。

ニシキテグリを見たいなら、ライトが必要。 日没の瞬間に行っても、結局ナイトダイビングになるので、 ライトは大きいのがよい。

水中で激しい爆発音がすることがある。 これはダイナマイト漁の音。 ビックリするぐらい大きな音でも、 1km 以上離れているので安心しよう。


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