[Mew-dist 443] Re: JIS subject ?

Murata Shuuichirou mrt at example.com
1997年 1月 17日 (金) 21:04:58 JST


In message <2487.852730767 at example.com>,
 Kazuhiko Yamamoto 山本和彦  <kazu at example.com> wrote:
> > ここで山本さんにお聞きしたいのですが、上記のような考えを (MIME でない 
> > message の) body には適用するが header には適用しない(つまり body では
> > セマンティクス違反を許容するが、header では許容しない)理由はどのような
> > ものなのでしょう? [Mew-dist 307]で
> 
> 日本に限って言えば、JUNET の先駆者達(具体的にいうと村井さん)が、日本国
> 内に限って本文に日本語を入れようと紳士協定を日本に作ったからです。ヘッ
> ダには日本語を入れてはならないことも紳士協定の一部です。しかし、所詮日
> 本語が本文に入ったメールは、RFC822 に違反しています。ですから、日本国
> 内でしか通用しません。ヘッダに日本語を入れてはいけないのは、RFC822 が
> そういうプロトコルだからです。本文に日本語を入れているのは、(RFC822 を
> 破った)歴史的経緯です。

そういうことならわかります。そのへんの経緯がわかるような資料はどこかに
存在するのでしょうか? ご存じでしたら教えてください。

# JUNET 利用の手引にそれらしいことを言っている個所をみつけたのですが、
# それでしょうか?

> > In message <6134.850901928 at example.com>,
> >  Kazuhiko Yamamoto 山本和彦  <kazu at example.com> wrote:
> > > 昔も今も、日本でも世界のどこでも header には、制限された ASCII 文字列
> > > しか使ってはいけません。これは、header が配送にかかわる重要な情報を含
> > > んでいるからです。
> > 
> > とおっしゃっていますが、これでは(まだ)納得が行きません。全ての文字列が 
> > US-ASCII であるとして解釈したときにも正しい header でさえあれば、文字
> > 列が実際には ISO-2022-JP でも ISO-2022-JP-2 でも配送の障碍になるとは思
> > えません。
> 
> それではお聞きしましょう。行末にスペースが入るのは配送の障壁にならない
> と言うのでしょうか?
> 
> BITNET へメールを送る場合は、行末にスペースは落されますから、これも障
> 壁になります。これが、quoted-printable で soft space が定義されている
> 理由です。スペースでさえ危険なのに、エスケープなんてもっての他です。

そうなのですか、知りませんでした。いいなおします、

ヘッダに US-ASCII で "ESC $ B 4 A ; z ESC ( B" という文字列がはいって
いるのと比べて、ISO-20220-JP で"漢字"のような文字列がはいっているのが 
より危険だとは思えません。

とはいえ、上の「JUNET の先駆者達...」が事実ならヘッダに ISO-2022-JP を
入れてはいけない理由としては充分で、安全だとか危険だとかはこのさいどう
でもよくなりますが。
-- 
むらたしゅういちろう



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