[Mew-dist 17323] Re: Could config support a queuing switch?
Hiroyuki CHIBA
hiro at example.com
2001年 5月 10日 (木) 20:19:00 JST
千葉@日立です。
有益なアドバイスをありがとうございます。
>>>>> On Thu, 10 May 2001 07:28:30 +0900,
Tatsuya Kinoshita <tats at example.com> said
about: [Mew-dist 17312] Re: Could config support a queuing switch?:
tats> In message "[Mew-dist 17309] Could config support a queuing switch?"
tats> Hiroyuki CHIBA <hiro at example.com> wrote:
tats> > (1) 送信可能なSMTPサーバがあれば送ればよい。
tats> > (2) 別の理由でキューイングしたい場合には、ユーザが明示する。
tats> > (この理由は良くわからないですが、もしかして、キューを未送信のド
tats> > ラフトの管理場所として使うことが想定されていますか?)
tats> キューは、完成したメールをプレビューできる場所です。また、常時接続
tats> でない環境だと、オフラインで書いたメールをキューに入れておいて、接
tats> 続してからまとめて送信するのが普通だと思います。
すなわち、
(1)完成したメールをプレビューする場所、かつ、
(2)常時接続でない環境において、オフライン時にメールを貯めておく場所
という2つの役割を持っているわけですよね。
私にとっては、(1)は、メール作成、送信時にユーザが意識すべき対象であり、
(2)は、メール作成時には意識したくない対象なのです。;_;
# 私の使い方にクセがあるということかもしれないですが、MUAを思考支援ツー
# ルととらえると凄く重要なことだと思うんです。
tats> なお、キューに入れたメールは、ドラフト作成時のcaseではなく、送信時
tats> 点でのmew-config-outputをcaseとして、そのcaseに対応したSMTPサーバを
tats> 使って送信されるので、たとえば、ノートPCを使っていてドラフト作成時
tats> と送信時とで送信環境が変わった場合でも、mew-config-outputを送信時の
tats> 環境に合わせることで対応できるようになっています。
なるほど、送信時に mew-config-output を書き換えれば良い訳ですね。
ところで、別のスレッドで、作成時の case の保存の是非が議論されています
が、個人的には、どちらも必要と思います。あと、編集中の任意のタイミング
で、ユーザが簡単に指定できると嬉しいです。
本質的に、From: フィールド等のメイルヘッダ情報と、SMTPサーバ等のネット
ワーク情報は、別に扱う方が良いように思っています。
それぞれのタイミングによって、これらの2種の情報は、以下の様に違っています。
1) 新規にdraftを準備した時
メイルヘッダ情報: 確定していない(デフォルトを指定できるのみ)
ネットワーク情報: その時のネットワーク環境が想定される
2) 返信によりdraftを準備した時
メイルヘッダ情報: 返信元メールのヘッダ情報が取得可能
ネットワーク情報: その時のネットワーク環境が想定される
3) draft作成中(ユーザによるトリガ)
メイルヘッダ情報: ユーザにより設定された、より確かな情報が取得可能
ネットワーク情報: その時のネットワーク環境が想定される(ユーザが意図)
4) draftメッセージを送信する時(キューイングされる可能性あり)
メイルヘッダ情報: すべてのヘッダ情報が確定されている
ネットワーク情報: 送信時のネットワーク環境が確定される。
5) キューイングされたメッセージを編集する時(ユーザによるトリガ)
メイルヘッダ情報: キューイング時に確定しているが、ユーザの指定に
よって、修正される可能性がある。
ネットワーク情報: その時のネットワーク環境が想定される
6) キューイングされたメッセージを送信する時
メイルヘッダ情報: キューイング時に確定しているので、修正の余地はない。
ネットワーク情報: その時のネットワーク環境が想定される
tats> また、特定の送信環境でのみ送信したいメールのため、キューフォルダを
tats> caseごとに分けて、メールが混在しないようにすることもできます。設定
tats> 例は下記のとおりです。
tats> (setq mew-config-alist
tats> '(
tats> ("isp"
tats> ("queue-folder" . "+queue")
tats> ("user" . "isp-user")
tats> ("mail-domain" . "isp.foo.jp")
tats> ("smtp-server" . "smtp.isp.foo.jp")
tats> )
tats> ("lan"
tats> ("queue-folder" . "+queue-lan")
tats> ("user" . "lan-user")
tats> ("mail-domain" . "lan.foo.jp")
tats> ("smtp-server" . "smtp.lan.foo.jp")
tats> )
tats> ))
キューをあとから編集したり、複数のFrom:アドレスを使いわける場合には、
便利な機能ですね。
私の状況では、キューイングをなるべく意識したく無いので、現時点では、
queue の色分けを使いこなせないです。
# 機能を否定しているわけではありませんので、誤解なきよう。:-)
あとやっぱり、メイルヘッダ情報とネットワーク情報が直交しているといいなぁ、
と思います。
# 例えば、他の case をインクルードできると嬉しいです。
tats> > (2) メール作成時(メール作成して、C-cC-cするまで)は、常に同じ操作で行
tats> > いたい。
tats> > 1. config で、送信時の queuing を指定する仕様の是非(実現可能性も)
tats> > 2. draft 作成時に、config の値を設定する外部関数を登録できるhook
tats> > (既に現行の仕様でできるなら、私の理解不足です。ご指摘ください。)
tats> mew-draft-mode-hookで、ドラフトモードでのC-c C-cの割り当てを変更す
tats> れば、キューイングを指定できそうです。
ありがとうございます。トライしてみます。
論点がまとまらずに、長くなって申し訳ないです。
# 現在、日本に帰国する飛行機の中で、このメイルを書いています。
# 到着後に、queue をflush します。:-)
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千葉 寛之 : hiro at example.com clin at example.com
(株)日立製作所 ビジネスソリューション事業部
phone: 044-549-1713(Dial-in) fax: 044-549-1721
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