[mew-dist 27792] Re: caseを変えても設定が反映されない

[Ryuji Suzuki]

From: Kazu Yamamoto (山本和彦) <kazu at example.com>
Subject: [mew-dist 27789] Re: caseを変えても設定が反映されない
Date: Fri, 10 Aug 2007 11:51:02 +0900 (JST)

> 山本です。
> 
> > 私の環境では、これをしてもgコマンドのデフォルトは+inboxか
> > %inboxになってしまいます。また、iコマンドを使っても、これらの
> > inboxに飛んでしまいます。mew-visit-inbox-after-setting-case
> > をtにして、Cコマンドを使った時だけ、これらのフォルダーに飛ぶようです。
> 
> 3回読みましたが、よく理解できていません。^^;
> 
> 端的に言うと、"g" のデフォルトが case を反映した inbox-folder になると
> いいんでしょうか？

gのデフォルトだけでなく、iもそうしてくれるとよいと思います。
つまり、明示的に指定しない限り、inbox-folderから出られない
ようにしてもらえれば、いいと思います。

> そうだとして、それでどいう誤動作を防止できるのでしょうか？

例えば、case が proj1 のとき、Cで移動した直後は %Proj1.inbox
になっても、電話の最中などに僕の頭が割り込みモードになったとき
や、また移動中にラップトップを使って電話しながらメールをチェッ
クしていたりしているときに、知らぬまにgやiを押してしまったり、
要するに頭の注意力が散漫としているときなどには、case が proj1
のまま %inbox に戻ってきてしまいます。

そこで、新しいメールが届いていたりして、即刻返事を出すと、
>From などが proj1 のままドラフトが作成され、それも仲間うちの短
かいメールだったりすれば気づかずにすぐ送ってしまったりするわけ
です。

だから、gとiのデフォルトを、inbox-folderにするスイッチをつけて
もらえれば、僕のような人的ミスはかなり防げると思います。

もう一段踏みこむと、僕の場合は、case 名と IMAP のフォルダー
名を同一にして、

case: proj1
IMAP: %Proj1.inbox, %Proj1.outgo, %Proj1.xyz, ...
Local: +Proj1/inbox, +Proj1/outgo, +Proj1/xyz, ...

のように世界を区切っています。このように、case名をIMAPのフォル
ダー名やローカルファイルパスのプリフィクスとし、それを逸脱する
場合には警告を出すような方法が用意できれば、私のような複数の
世界で活動している人には便利だと思います。

> > そうすると、caseがstatus行に表示されていたとしても、defaultに
> > いるものだと誤認してしまい、恥ずかしいメールを何回も出してしま
> > いました。
> 
> この文章の default という言葉が、case の "default" という意味なのか、単
> に省略値という意味なのか、はたまた他の意味なのか、よく分かっていませ
> ん。。。

caseがstatus行に表示されていたとしても、なんらかの理由でiを使っ
たり、gを使ったりすれば、現在のフォルダーが%inboxなので、
caseの値が "default" なのだと誤認してしまう、ということです。



また、僕の場合の「誤爆」問題とは、秘密情報のメールを誤って送っ
てしまうことではなくて、特定のグループにしか使わないメールアド
レスを使って、別のグループの人にメールを出してしまうというよう
な問題です。つまりFrom行が違うだけでも、僕は困るんです。

例えば、僕が仮に、

* ある共和党下院議員の秘書
* 同性愛者の人権団体の幹部
* あるストリップクラブの影の実質的な経営者

だったとして、別のアドレスを使って活動しているとした場合、
メールの内容に全く問題がないとしても、別のアドレスから
送ってしまうだけで大問題になり得ます。まあそこまで極端な
とりあわせならば、常識的に考えて、別々のオフィスを構えて
別のマシンを使うとか、同じマシンでもアカウントを切り分ける
のが安全なんでしょうけれど、僕の場合はそこまで極端ではないので
Mewの中でcaseを使ってある程度隔離した複数の「メール人格」を
実現できたら、完璧です。

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すずき  りゅうじ（仮名）  注：音声は変えてあります．