[mew-dist 27796] Re: caseを変えても設定が反映されない
Tatsuya Kinoshita
tats at example.com
2007年 8月 12日 (日) 20:51:58 JST
On August 12, 2007, [mew-dist 27795],
rs (at silvergrain.org) wrote:
> マニュアルがちょっとわかりにくいですが、この辺で応急的な処置が
> できないか試してみます。
>
> 特に、mew-case-guess-alistとmew-case-guess-when-replied-alist
> の機能の違い、mew-case-guess-when-composedと
> mew-case-guess-when-repliedの機能の違いなどがわかりませんが、
> どこかに書いてあるのでしょうか。
マニュアルにも書いてありますが、もう少し詳しく言うと、
mew-case-guess-when-repliedがtなら、Summaryでの`a'や`A'で返信する際に、
その返信先メッセージのヘッダーと
mew-case-guess-when-replied-alistに従ってcaseが決まります。
Draftで`C-c C-o'とすれば、その時点のDraftのヘッダーと
mew-case-guess-alistに従ってcaseが決まります。
mew-case-guess-when-composedがtなら、Draftでの`C-c C-c', `C-c C-m'等
でメッセージが作成される際にそのヘッダーとmew-case-guess-alistに従って
caseが決まります。
> (Replyをする場合でもcomposeすることに違いはないと思うのですが)
はい。mew-case-guess-when-composedを使って、-when-repliedは使わない、
という方法でもかまいません。
送信直前ではなく、Draft作成の早い段階でcaseを決めてしまいたい場合には、
mew-case-guess-when-composedは使わずに、-when-repliedや`C-c C-o'で
caseを決めることになります。
> > さらに、mew-send-hook, mew-post-hookで、独自にチェックを加えておいて
> > もよいかと思います。(たとえば、mew-case-guess-*への登録漏れ対策として、
> > 特に外部に漏らしたくないメールアドレスをFromに使っているときには警告、
> > というふうに)
>
> これは僕も出来ないかとは思いました。送る前に警告出してくれ
> て、'yes'と打たない限り出ないようにするだけでも、
> ミスは減ると思います。それぞれ特定のcase値について、この警告を
> on/offできると最高かと思います。しかし、これは現在のMewで、
> Lisp知らない私でも出来るようなことでしょうか。
たとえば~/.mew.elで下記のようにしておけば、DraftのcaseがSummaryの
caseと違っていたらメッセージ作成時に警告が出るようになります。
(add-hook 'mew-send-hook 'my-mew-draft-ask-case)
(add-hook 'mew-post-hook 'my-mew-draft-ask-case)
(defun my-mew-draft-ask-case ()
(let ((d-case (or (mew-tinfo-get-case) mew-case-default))
(s-case (or mew-case mew-case-default)))
(or (string= d-case s-case)
(y-or-n-p (format "Really use case %s? " d-case))
(error "Modify case"))))
(string= d-case s-case)の箇所を
(string= d-case "case1") (string= d-case "case2")
というふうに変えれば、"case1"と"case2"が警告の対象外になります。
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木下達也
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