そこから車で 1 時間かけてSenporna へ。 風景はヤシの木ばかりでぜんぜん変化なし。 ガタガタ道なので、寝ようにも寝られない。
ようやく ASP の事務所に着いた。 荷物をボートに積み込むまで事務所で、 ASP の人と話し込む。 なんと、Sipadan ではカメの産卵が見れるという。 満月の晩に限らず、毎日とのこと。 本当なのか?
ASP の高速ボート |
飛ばしても水のかからないボートでまず Pulau Mabul へ。 噂に聞く水上コテージを見る。 ボートは客を一人乗せ、Sipadan へと向かった。
Mabul の水上コテージ | Mabul の水上コテージ |
ボートに乗ること1時間。ようやく 10:00 ごろ Sipadan へ着いた。
Sipadan 遠影 | Sipadan の桟橋 |
ASP の前のビーチに近づいたとき、 ボートの運転手が「その辺でカメが見れるよ」と言う。 本当かなぁと思いつつ海を眺めて見ると、なんだか岩のような物体がある。 さらによーく見ると、カメだ! 100m ぐらいの間に 20 匹ぐらいいた。 もう、うようよって感じ。
ASP | ASP | ASP の前のビーチ |
ASP に着いて説明を受ける。 最初は、14:30 のチェックダイブ。 他のショップではマスククリアとかあるみたいだが、 ASP では Drop Off でのウェイト合わせのみ。 噂では 6 ボートダイブの内 3 つがガイド付きと聞いていたが、それは嘘。 6 ボートダイブの内、最初の 4 つがガイド付き。 サンセットとナイトは、ボートで Droff Off まで連れていってくれて、 バディダイブ。 満潮時にはボートが ASP のビーチに着くけど、 干潮時にボートを乗り降りするには桟橋まで歩く。 (ギアは多くの場合ボートが運んでくれる。)
スケジュールをまとめるとこうだ。 (後で分ったことだが、天候などに合わせてボートの時間は臨機応変に変化する)
ちなみに泊ったロッジはこんな感じ:
Cavern 2 |
チェックダイブはおろか、12:30 のランチにも時間があるので、 目の前のビーチでシュノーケリング。 20m ぐらい沖に出ると、ばかでかいカメに遭遇した。 気が付くと、大ガメが 2 匹泳いでいるし、 中カメが砂底で藻を食べている。 僕も砂底まで沈んで中カメにご挨拶。
昼ごはんを食べ終え、 BC とレギュレータとレンタル。 レギュレータの M はもう売り切れたと言われたので、 しかたなく S を借りる。 やっぱり自分のを買わないとだめかなぁ。 その後なんとスコール。 しかし、チェックダイブの時間にはスコールは過ぎ去った。
Jerry がレンタルのレギュレータを取りにいっている間に、 また tosaka が「フィンを忘れた」と言い出した。 tosaka も ASP に戻る。
15 分ぐらい遅れて Droff Off にエントリ。 息をたくさん吐くとちゃんと沈めた。 水深 5m のところに張ってあるロープを握ってみんなが集合するのを待つ。
海底でカメと出会ったので記念撮影。
カメと記念撮影 (by tosaka) | カメと記念撮影 (by tosaka) |
最後の最後でカメに遭遇する。 tosaka が写真を撮っているので、 急いで潜水するも間に合わず、足しか写らなかった。
カメと記念撮影(失敗) (by tosaka) |
カメの足跡 |
いろんな人の話を総合するとこうだ。 Sipadan では、満月の夜に限らず毎晩のようにカメが産卵に上陸してくる。 それ故に一晩で上陸するのはせいぜい一匹。 卵は大トカゲ(Sipadan ではイグアナと呼んでいるが、明らかに大トカゲ)に食べられないよう、WWF が卵を保護し、孵化する前に違うところに埋める。 だから、子ガメを見るのは難しい。
ビールを引っかけて 21:00 には就寝。