Sipadan (2003/02/07-2003/02/13)


2/8 Sipadan へ

4:30 に無理やり起床し、5:00 のお迎えの車に乗って KK の空港へ。 6:10 の MH 2121 に乗り、 短いから寝てもしょうがないやと思いつつ寝てしまっている間に Tawau に着いた。

そこから車で 1 時間かけてSenporna へ。 風景はヤシの木ばかりでぜんぜん変化なし。 ガタガタ道なので、寝ようにも寝られない。

ようやく ASP の事務所に着いた。 荷物をボートに積み込むまで事務所で、 ASP の人と話し込む。 なんと、Sipadan ではカメの産卵が見れるという。 満月の晩に限らず、毎日とのこと。 本当なのか?

ASP の高速ボート

飛ばしても水のかからないボートでまず Pulau Mabul へ。 噂に聞く水上コテージを見る。 ボートは客を一人乗せ、Sipadan へと向かった。

Mabul の水上コテージ Mabul の水上コテージ

ボートに乗ること1時間。ようやく 10:00 ごろ Sipadan へ着いた。

Sipadan 遠影 Sipadan の桟橋

ASP の前のビーチに近づいたとき、 ボートの運転手が「その辺でカメが見れるよ」と言う。 本当かなぁと思いつつ海を眺めて見ると、なんだか岩のような物体がある。 さらによーく見ると、カメだ! 100m ぐらいの間に 20 匹ぐらいいた。 もう、うようよって感じ。

ASP ASP ASP の前のビーチ

ASP に着いて説明を受ける。 最初は、14:30 のチェックダイブ。 他のショップではマスククリアとかあるみたいだが、 ASP では Drop Off でのウェイト合わせのみ。 噂では 6 ボートダイブの内 3 つがガイド付きと聞いていたが、それは嘘。 6 ボートダイブの内、最初の 4 つがガイド付き。 サンセットとナイトは、ボートで Droff Off まで連れていってくれて、 バディダイブ。 満潮時にはボートが ASP のビーチに着くけど、 干潮時にボートを乗り降りするには桟橋まで歩く。 (ギアは多くの場合ボートが運んでくれる。)

スケジュールをまとめるとこうだ。 (後で分ったことだが、天候などに合わせてボートの時間は臨機応変に変化する)

ちなみに泊ったロッジはこんな感じ:

Cavern 2

チェックダイブはおろか、12:30 のランチにも時間があるので、 目の前のビーチでシュノーケリング。 20m ぐらい沖に出ると、ばかでかいカメに遭遇した。 気が付くと、大ガメが 2 匹泳いでいるし、 中カメが砂底で藻を食べている。 僕も砂底まで沈んで中カメにご挨拶。

昼ごはんを食べ終え、 BC とレギュレータとレンタル。 レギュレータの M はもう売り切れたと言われたので、 しかたなく S を借りる。 やっぱり自分のを買わないとだめかなぁ。 その後なんとスコール。 しかし、チェックダイブの時間にはスコールは過ぎ去った。


Drop Off (check dive)

ガイドは少し日本語を話す Jerry。 ブリーフィング後、 干潮時なのでタンク以外のギアを持って桟橋まで 50m ぐらい歩く。 ボートでギアを装着していると、 tosaka のレギュレータがフリーフロー。 オーバーフォールに出していないことが悔やまれる。

Jerry がレンタルのレギュレータを取りにいっている間に、 また tosaka が「フィンを忘れた」と言い出した。 tosaka も ASP に戻る。

15 分ぐらい遅れて Droff Off にエントリ。 息をたくさん吐くとちゃんと沈めた。 水深 5m のところに張ってあるロープを握ってみんなが集合するのを待つ。

海底でカメと出会ったので記念撮影。

カメと記念撮影 (by tosaka) カメと記念撮影 (by tosaka)


Drop Off (sunset)

17:00 からは、一緒になった女性二人と計4名で Drop Off でバディダイブ。 チェックダイブと同じ場所なので大体のことは分っている。 崖沿を時計回りに 20 分進んで、20 分で戻って来るだけ。 最初の場所さえ覚えていれば大丈夫だろう。

最後の最後でカメに遭遇する。 tosaka が写真を撮っているので、 急いで潜水するも間に合わず、足しか写らなかった。

カメと記念撮影(失敗) (by tosaka)


夕食後、半月だというのにカメの産卵を見に行く。 結局見れなかったが、昨日、カメが産卵に上陸した跡を見せてもらう。

カメの足跡

いろんな人の話を総合するとこうだ。 Sipadan では、満月の夜に限らず毎晩のようにカメが産卵に上陸してくる。 それ故に一晩で上陸するのはせいぜい一匹。 卵は大トカゲ(Sipadan ではイグアナと呼んでいるが、明らかに大トカゲ)に食べられないよう、WWF が卵を保護し、孵化する前に違うところに埋める。 だから、子ガメを見るのは難しい。

ビールを引っかけて 21:00 には就寝。


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