Layang Layang (2003/04/28-2003/05/05)


5/1 一日中ダイビング


The Point

サメを探して The Point へ。 今日は僕達のグループにビデオの撮影が入る。 しばらく青い海に揺られるが何もいない。 珊瑚礁に上がってハタタテハゼなんかを撮影する。 ギンガメアジが群れの中で tosaka がギンガメアジをからかっているので、 動画で撮ってみた。

最後に黒いタコと白いタコが腕を組んでいて、 素晴らしい被写体だったにも関わらず、 みんなが遠くに行ってしまったので、 ゆっくりと撮影できなかった。 タコをタコらしく撮るのは至難の業だと理解する。


Valley

記念すべき 50 本目。 ドロップオフでしばらくサメを探す。 tosaka がメジロザメの子供を追いかけているが、 それ以外には何もいない。 しばらくして諦め棚へ上がる。 棚の上は一面綺麗な珊瑚。 しかし、クマノミ以外なしもなし。 50 本目というのにショボいダイビングだった。

帰ってくると船着き場の浅瀬にタコがいたので、 海に入って撮影してみた。 やっぱり、タコはうまく撮れない。


Wreck Point

Wreck Point でシャローダイビング。 名前から受ける印象とは違って沈船はない。 Layang Layang には珍しく砂が多い場所だ。

潜水するとオビテンスモドキの幼魚。 つづいて、なんかヒラメっぽい砂と同化した魚。 根を回り込むと、小さいイソギンチャクに、チビクマノミがいた。 Angel は、そのイソギンチャクにいるエビをしきりに指す。 しかし、僕は手前のウミウシが気になってしょうがない。

さらにもう一つ根を回り込むと、Angel が根の下の砂場を指す。 エビが見えたので、チョキを出して「エビ?」と聞くと、 エンジェルが「何言っているんだ、違う」という表情で、 何か変な踊りを始めた。 あ、オドリハゼだぁ。こんなに小さいのかぁ。 エビと共生しているのも素敵。

最後にウツボがいたけど、周りの小魚が邪魔でうまく写真が撮れなかった。


Wreck Point の横(Night)

Night で Wreck Point の横へ行くことになった。 ブリーフィングでは、 クマノミの卵がかえるところや ブダイが膜を作って寝ているところが見えるという。

行きはまだかすかに景色が見える暗さ。 潜行後、岩の下から巨大なカメが出現。 慌ててマクロレンズを外して撮影。 Layang Layang にもでかいカメがいるんだなぁ。 どうやら合計で 4 匹ぐらいいたようだ。

みんながクマノミを見ているので近づくと、何とセジロ。 セジロの写真は持っていないので、昼間に来て撮影したい。 でも今回は、セジロを無視して、イソギンチャクにくっついているカニをマクロで撮る。

最後の方でカンムリブダイを 3 匹発見。 マクロレンズを外すのが面倒なので、 音をカンカン鳴してみんなを呼ぶも誰も来ない。 Night だと分らないんだなぁ。 みんな水面に上がる準備を始めた。 しょうがないので、マクロレンズを外し、自分でカンムリブダイを撮影。


帰りは真っ暗で、船からの星が綺麗。 今日は雲がなく満天の星空だ。 南十字星やケンタウルス座がはっきりと見える。 西にはオリオン。 北には北斗七星。 南天と北天の極が同時に見えるのは、なんか贅沢な気分。

夕食後、上映会。 しかしサメが出てないので買う人なし。 ハイライト・ビデオでサメを見ていると、 無性に生で見たくなる。 ニタリ、撞木、ジンベイ、何でもいいから、サメに会わせてくれー。


次へ  上へ  前へ
Email: kazu@mew.org
URL: http://www.mew.org/~kazu/