座間味 (2004/03/26-2004/03/31)

忙しかった 2 月も終り、 3月入って月末にどこかに潜りに行こうと考えるようになった。 Redang に行きたかったのだけれど、 年度末ということで誰も付き合ってくれない。 今こそ「MH で何回か飛んで NW にマイルを付けると JAL で沖縄に行ける」計画を実行すべきときだと思い至り、 与那国に再挑戦しようと考えた。 しかし、特典旅行だけでは与那国までは行けないことが判明。 那覇から与那国までの航空チケットを買うのは嫌だったので、 与那国は断念した。

ここで、冬の沖縄と言えば座間味のクジラだということを思い出す。 座間味なら、那覇から高速艇で 50 分。 座間味のページには、今年も座頭クジラが来ていると載っていた。 これしかない!

NW のページは優秀で、JAL と連動している。 しかし、いくら試しても那覇に行くのに、福岡か大阪を経由しろという。 なぜだ! NW に電話をかけて聞いたところ、 すでに特典旅行の席はないのでどこかを経由して下さいと言われた。 NW のシステムは間違っていないようだ。

随分悩んだが、使わないマイルは不良債権と同じだと思い至り、 福岡経由で行くことにした。 せっかくなんで、6月に廃止になるというスーパーシートを予約。 結局、今回の旅の目的は、次のようになった。

tosaka に聞いたら、 座間味の「沖縄リゾート」というショップの主人が自称クジラ狂いだと言う。 メールを書いてみたら、対応がよかったので、ここにお世話になることにした。

全日程はこうだ:

3/26 13:30 羽田 → 15:15 福岡 (JAL 369)
     16:00 福岡 → 17:40 那覇 (JAL 927)
     那覇泊
3/27 09:00 泊港 → 09:50 座間味
     ホエールウォッチング または ダイビング (沖縄リゾート)
3/28 ホエールウォッチング または ダイビング (沖縄リゾート)
3/29 ホエールウォッチング または ダイビング (沖縄リゾート)
3/30 ホエールウォッチング または ダイビング (沖縄リゾート)
3/31 10:00 座間味 → 11:10 泊港
     14:45 那覇   → 16:55 羽田 (JAL906)

3/26 は朝起きてまずジョギング。 だって飲み会続きで 3 日も走れてなかったんだもん。 それから荷物をまとめて、羽田へ出発。 長津田駅では、桜木町行きが来たので、東神奈川で乗り換えずに済んでラッキー。 横浜では、羽田空港行きが来たので、 蒲田で乗り換えずに済んでまたもやラッキー。 乗り換え一回で羽田空港に着くなんて初めてだ。

しかし幸運は長くは続かない。 JAL カウンターの地上職員が、僕のチケットを見てうろたえだした。 (まぁ、NW の特典旅行で、スーパーシートで、福岡経由なんだから、 見慣れないチケットだとは思うけれど。)

「お客様、スーパーシートの別クーポンをお持ちですか?」
「はぁ? スーパーシート分のマイルを払ったんで、 このチケットだけで飛べるでしょ?」

散々待たせた挙げ句、泣き付かれた別の地上職員がやって来た。

「お客様、あいにく沖縄便のスーパーシートは空いていませんで、 普通の席ならご用意できるのですが。」
「はぁ? 直行便に変えろとは言ってないよ。そのまま発券できないの?」
「失礼しました。できます」

散々待たせておいて、それかい。 うろたえた地上職員は、自分の不手際で待たせたくせに謝らない。 所詮 JAL と言うべきか。

セキュリティ・ゲートでは、ナップサックを 3 回も通される始末。 しかし、係員は申し訳なさそうに対応していた。 JAL の職員とは大違いだ。

もうすっかり時間がなくなってしまったが、 村井さんからもらったクーポンでさくらラウンジに行ってみる。 signet とあんまり変らないんだね。 さくらラウンジで、JAL 369 では昼ごはんは出るのか聞くと、 茶菓子だけだという。 しょうがないので、 サンドイッチを買って JAL 369 に乗り込んだ。 シートは結構よい。 しかし途中でサンドイッチが出た。 いい加減にしろよ、JAL。

福岡に着くと、添乗員が待っていて、次のゲートまで誘導してくれた。 そうか、福岡は乗り継ぎの空港ではないから、 そのまま流れに乗っていくと外に出ちゃうんだ。 また、さくらラウンジに行ってみると、福岡のはとっても小さかった。 職員に「電源ありますか?」と聞くと、 一瞬分からないような顔をして「あ、コンセントすね」と言われた。 教訓:「電源は専門用語」

JAL 927 に乗る。 この機体の席番号は妙で、81 番から始まり、 スーパーシートが終わると 10 番に戻る。 何なんだ? 767 のスーパーシートは、あまりよくなかった。 那覇空港に着くと、バッゲージクレームでは一番に荷物が出てきた。 優先されているのは素晴らしい。

空港では、並ばずにタクシーが拾えてラッキー。 しかも禁煙車でラッキー。

ホテルに着いた後、沖縄リゾートに電話。 「今日はクジラ 5 匹がブリーチしていた」ですと? まだまだクジラは滞在しているようで安心。 到着後でもホエールウォッチングができるというので、 明日はダイビングではなく、 クジラ見物をお願いした。

近くの居酒屋で夕食を取って、 部屋で泡盛をチビチビやった後、就寝。