6:30 に起きて、回遊魚ポイントの男岩へ行く。 今日の潮では、朝だけ潮の流れが止るらしい。 潜行するとヤガラの群れがアンカーロープの周りにいた。 海中からそそり立つ男岩見上げると、 キビナゴがキラキラしている。
遠くにツムブリの群れが見えたので、近づいていくと流れが速くなった。 カンカン鳴して知らせるんだけど、誰も気付いてくれない。 (どうもこの時に指し棒を落したらしい。) 30本程度の人がいるからか、みっちゃんはグループを引き連れてこちらに来ない。 しょうがないので、カレントフックをかけてツムブリの群れを撮る。 1m まで接近してきた群れは、みんなの方へ泳いで行った。 ここでようやくみんな気付いたようだ。
ツムブリの群れは、何度も回遊してくる。 よく見ると、頭がギンガメっぽくって、尻尾が割れている魚も混じっている。 シマアジの仲間かなぁ。 ツムブリ達がキビナゴの群れに突っ込んでいく様子は面白かった。
再びアマビーチ沖に行く。 今度こそは、モンハナシャコ、ハダカハオコゼ、オドリハゼを撮る!
アンカーを打ちに入ったてっぱちくんが、「コブシメがいる」と言っていたが、 僕が潜行したときにはもういなかった。 最初の珊瑚をグルリとまわってオドリハゼを探すがいない。
しょうがないので 2 つめの珊瑚に行き、モンハナシャコの穴の上に陣取った。 外部ライトが当たらないので、アームから外して左手で持って撮る。 シャコがときどき上に上がってくるので、 目を狙っているといくつかよい写真が撮れた。
次にハダカハオコゼを撮りに行く。 白い個体は珊瑚の穴の奥にいるので、 穴に顔を突っ込んで撮る。撮りにくいよ。 しばらく離れてふたたび行ってみると、 みっちゃんが赤いのもいるってホワイトボードに書いていた。 げげ、気付かなかったぞ。
tosaka にシャコ穴を教えに行くと、 向うで体験ダイビングしている人がハリセンをいじめている。 うーん。かわいそうだが、被写体になってもらった。
次はハゼ探し。 みっちゃんに聞いてみると、「いくつかいるはずだが、まだ今日は見てない」 とのこと。 tosaka に聞くと、何か喋って珊瑚の下の方へ誘導された。 確かにハゼはいるんだけど、オドリじゃない。 これがヒレフリサンカクハゼかなぁと思いつつシャッターを切る。
アンカーへ戻るとみっちゃんが手招き。オドリハゼだぁ。 どうせ写真は撮れないので、動画を撮る。 さらに撮る。 2回撮ったところで、オドリハゼは穴に引っ込んでしまった。 よく見ると、なんかみたことないハゼもいたので、それも撮ってみた。
お昼を食べ出発すると、カメラを忘れてきたとこに気付く。 ショップの人に船着き場まで届けてもらって大変恐縮。 しかし、結露している。がーん。
イジャカジャでマンタを探すがいない。 というわけで、素直にダイビング。 3本目は、カメを探しにドリフトの旅。 ダメもとでカメラを持って入る。 20分漂ってもカメはいない。 やっぱりシパダンで「もうカメはいらねぇ」とウソぶいたのがまずかったか?
そうしている間に結露は解消された。ラッキー。 そしてみちゃんがカラカラ鳴すので、 遠くを見渡すと tosaka が泳いでいるカメに突撃している。 なぜかみっちゃんが慌てて tosaka を制する。 よく見ると、そばにもう一匹のカメが横たわっていた。
何枚か写真を撮った後ぐらいに、カメは突然浮上し、海面に頭を出して呼吸。 ちょっと潜って、また浮上し呼吸。そしてもう一回。 この後別のアオウミガメも見たが、 そいつも呼吸は 3 回だった。 そうなのかぁ。
船に辿り着いたので、安全停止するのかなぁと思っていたら、 tosaka が急潜行。あ、タイマイだ。 僕も急潜行して、タイマイを撮る。 慌ててシャッターを切ると、さらに接近して来た。 フラッシュの充電が間に合わずなかなかシャッターが切れない。 ようやく切れたときは目と鼻の先だった。
どうもさっき見たのは、違う船はだったらしい。 みっちゃんが海面に顔を出して船を探し、 そこまで辿り着くと、 僕はひたすら窒素抜き。最後のダイビングだからね。 しかし、tosaka は潜行して穴の中の何かを撮っている。 船に上がって聞いたら、タコがいたらしい。
今日の3本は全部面白かった。:-)
15:30 に港に降ろしてもらい、 急いで機材を洗って干し、シャワーを浴びて荷造り。 16:30 には港へ出発して、荷物を郵パックの受付に持って行く。 濡れているからギアの総量は 29kg。ぎりぎりだった。
フェリーざまみは、予約制のくせに席以上の人を載せて、もう座るところがない。 意味ないじゃん! しょうがないので通路に座っていた。 やはり、クイーンざまみに乗るべきだね。
新金一旅館へチェックインして、近くの炭火屋という居酒屋へ行く。 当然タコのぶつ切りを頼むと、実が柔らかくて美味しかった。 キビナゴの空揚げは、とっても好み。 僕もツムブリになりたい。