那覇から石垣で乗り継いで与那国へ。 今回使うショップは与那国ダイビングサービス(YDS)。 3年前の初ファンダイブと同じ。 そう、トラウマを解消するのも目的の一つだからだ。
チェックダイブでダイアティー東へ。 トンネルをくぐったところにいるブレニーっぽい魚は、 あとからオウゴンニジギンポと判明。 ハナミドリガイは時間がなくて、こっちを向いた写真が撮れなかった。 とにかく寒いよー。
西崎のハンマーウェイへ。 流れが緩くハンマーは期待できそうもなかったので、 油断してエアーをガバガバ吸いながら行く。 頭隠して尻隠さずで珊瑚に寝ているのはアカモンガラだそうだ(赤いのは歯のみ)。 最後にハンマーが一匹登場。 ダッシュで写真を撮りに行くが、 フラッシュを強制発光してしまいマリーンスノー。 うー。 例によって心眼で見よ。
気が付いたら DECO が出ていた。 水深は 20m ぐらいのつもりでいたのに 30m ある。 げげげ。 80 ぐらいはあるだろうと思っていた残圧は 50 しかない。 DECO を解消するには、3m で 6 分減圧が必要。 結局、ガイドのエアーをもらい、4m ぐらいで DECO を消してから上がった。 僕のダイコンだけルールが厳しいみたい。
潜行してハンマーの単体を発見。 シャッターは切ったが遠すぎた。
ヘルフリッチとピグミーを探しにクブラバリへ。 潜行後、アオマスクを見る。キツネアマダイの仲間らしい。 ヘルフリッチもピグミーもいない。 DECO が出そうなので、ガイドの随分上をキープしながら根の上へ。 赤いハダカハオコゼがいたが、撮った写真は全部ピンぼけだった。 最後に光るウコンハネガイを観察。
ハウジングが曇ったので、水没の可能性を考えて、カメラを船に残したまま潜行。 25m 付近でハンマーが出現。 あー、透明度のよい水の中をハンマーが僕に向かってくるよー。 みんなはびびったらしいが、僕はまったく恐くなかった。 最接近後、進路を変えたので、 少し追いかけながら失礼してオスかメスかを確かめる。 ああ、やっぱりメスなんだ。
その後、そのハンマーは一瞬見えなくなった以外は、ずっと周りにいた。 そこにハンマーがいるのに、みんなこっちにこない。 見えてないのかなぁ。 ガイドがハンマーロックを目指して泳ぎだしたので、 しかたなくハンマーから離れる。 ハンマーロックを越えたらバラクーダの群れが出現。 最高のダイビングだった。
今日は柔かな太陽が顔を覗かせており、暖かい。 海も穏やか。冬にはあまりないという最高のコンディション。 潜行後、いきなりハンマーの群れに遭遇。 僕には十数匹しか見れなかったけれど、40ぐらいの群れらしい。
まず、根に行くので無視するように言われていたのだけれど、 他の客も突っ込んでいくので僕も追いかけていく。 写真を撮るもまたフラッシュを炊いてしまった。学習してないじゃん。 後からダイコンを見ると 46.9m までいっていたらしい。 グループに戻り、流れの速い中を根に捕まろうとするから、 たくさんエアーを使ってしまった。
根待ちのときは何も見れず。 根から離れるとまたハンマーの群れに遭遇。 今度の写真も遠くてイマイチ。 僕のエアーが 70 を切ったので、ガイドが慌てて安全停止にはいった。
後で聞くと、突っ込んで言った人達は常連さんと休暇中のガイドで、 自分達で根に戻って来れるから、自由にしてよかったらしい。 ハンマーを追いかけると一瞬しか見れないが、 ハンマーを無視して根に行けば、ゆっくりとハンマーが見れたはず。 なのに僕が勝手な行動をしたから、根のよい場所に掴まれず、 違う場所に捕まってしまった。 おまけに、ハンマーを撮影していた際、 ダウンカレントに捕まっているのが分からずに、 エアーをたくさん消費してしまった。
僕はダイドの意図をまったく理解していなかったため、 他の人に迷惑をかけた。 深く反省。もうしませんので、許して下さい。
昨日行けなかったオリジナルポイントへ。 50m の砂浜にポツンとある巨大な根だ。 根の上は 30m ぐらい。 しばらくすると西本さんがタコと戦っているのが見えた。 近くに別のタコを発見したので、撮ってみる。 ようやく立体感のあるタコの写真が撮れたかも。 ギンポが穴から顔を出していたが、 撮る前に穴から出て逃げていった。
潜行後すぐにハンマーの群れ。 あせらず、あわてず、あきめずにハンマーを撮る。 単体なら何度も現れた。 安全停止に入ってからも一匹登場。 最後を飾るに相応しい最高のダイビング。