与那国 サメ編(2005/02/13-15)

那覇から石垣で乗り継いで与那国へ。 今回使うショップは与那国ダイビングサービス(YDS)。 3年前の初ファンダイブと同じ。 そう、トラウマを解消するのも目的の一つだからだ。


2/13(1) ダイアティー東

チェックダイブでダイアティー東へ。 トンネルをくぐったところにいるブレニーっぽい魚は、 あとからオウゴンニジギンポと判明。 ハナミドリガイは時間がなくて、こっちを向いた写真が撮れなかった。 とにかく寒いよー。

ハナミドリガイ ハマクマノミ
2005/02/13 13:14-13:49 26.0m 23.1C 8kg ダイアティー東
ダンゴオコゼ、オウゴンニジギンポ、ハナミドリガイ(ウミウシ)、ハマクマノミ団地

2/13(2) ハンマーウェイ(赤土)

西崎のハンマーウェイへ。 流れが緩くハンマーは期待できそうもなかったので、 油断してエアーをガバガバ吸いながら行く。 頭隠して尻隠さずで珊瑚に寝ているのはアカモンガラだそうだ(赤いのは歯のみ)。 最後にハンマーが一匹登場。 ダッシュで写真を撮りに行くが、 フラッシュを強制発光してしまいマリーンスノー。 うー。 例によって心眼で見よ。

気が付いたら DECO が出ていた。 水深は 20m ぐらいのつもりでいたのに 30m ある。 げげげ。 80 ぐらいはあるだろうと思っていた残圧は 50 しかない。 DECO を解消するには、3m で 6 分減圧が必要。 結局、ガイドのエアーをもらい、4m ぐらいで DECO を消してから上がった。 僕のダイコンだけルールが厳しいみたい。

ハタタテハゼ サラサゴンベ ニセゴイシウツボ 撞木鮫
2005/02/13 15:00-15:42 30.8m 22.9C 8kg ハンマーウェイ
ニセゴイシウツボ、アカモンガラ、サラサゴンベ、キンギョハナダイ、ハタタテハゼ、ハンマー x 1、巨大クロユリハゼ


2/14(1) 西崎

潜行してハンマーの単体を発見。 シャッターは切ったが遠すぎた。

2005/02/14 09:02-09:33 31.9m 22.3C 8kg 西崎
イソマグロ、ハンマー x 1

2/14(2) クブラバリ

ヘルフリッチとピグミーを探しにクブラバリへ。 潜行後、アオマスクを見る。キツネアマダイの仲間らしい。 ヘルフリッチもピグミーもいない。 DECO が出そうなので、ガイドの随分上をキープしながら根の上へ。 赤いハダカハオコゼがいたが、撮った写真は全部ピンぼけだった。 最後に光るウコンハネガイを観察。

2005/02/14 13:17-13:57 38.8m 22.3C 8kg クブラバリ
アオマスク、ハダカハオコゼ、ヤセアマダイ、ウコンハネガイ、カスミアジ
ハダカハオコゼ ウコンハネガイ

2/14(3) 西崎

ハウジングが曇ったので、水没の可能性を考えて、カメラを船に残したまま潜行。 25m 付近でハンマーが出現。 あー、透明度のよい水の中をハンマーが僕に向かってくるよー。 みんなはびびったらしいが、僕はまったく恐くなかった。 最接近後、進路を変えたので、 少し追いかけながら失礼してオスかメスかを確かめる。 ああ、やっぱりメスなんだ。

その後、そのハンマーは一瞬見えなくなった以外は、ずっと周りにいた。 そこにハンマーがいるのに、みんなこっちにこない。 見えてないのかなぁ。 ガイドがハンマーロックを目指して泳ぎだしたので、 しかたなくハンマーから離れる。 ハンマーロックを越えたらバラクーダの群れが出現。 最高のダイビングだった。

2005/02/14 15:36-16:03 31.2m 22.6C 8kg 西崎
ロウニンアジ、ハンマー x 1、バラクーダ


2/15(1) 西崎

今日は柔かな太陽が顔を覗かせており、暖かい。 海も穏やか。冬にはあまりないという最高のコンディション。 潜行後、いきなりハンマーの群れに遭遇。 僕には十数匹しか見れなかったけれど、40ぐらいの群れらしい。

まず、根に行くので無視するように言われていたのだけれど、 他の客も突っ込んでいくので僕も追いかけていく。 写真を撮るもまたフラッシュを炊いてしまった。学習してないじゃん。 後からダイコンを見ると 46.9m までいっていたらしい。 グループに戻り、流れの速い中を根に捕まろうとするから、 たくさんエアーを使ってしまった。

根待ちのときは何も見れず。 根から離れるとまたハンマーの群れに遭遇。 今度の写真も遠くてイマイチ。 僕のエアーが 70 を切ったので、ガイドが慌てて安全停止にはいった。

後で聞くと、突っ込んで言った人達は常連さんと休暇中のガイドで、 自分達で根に戻って来れるから、自由にしてよかったらしい。 ハンマーを追いかけると一瞬しか見れないが、 ハンマーを無視して根に行けば、ゆっくりとハンマーが見れたはず。 なのに僕が勝手な行動をしたから、根のよい場所に掴まれず、 違う場所に捕まってしまった。 おまけに、ハンマーを撮影していた際、 ダウンカレントに捕まっているのが分からずに、 エアーをたくさん消費してしまった。

僕はダイドの意図をまったく理解していなかったため、 他の人に迷惑をかけた。 深く反省。もうしませんので、許して下さい。

2005/02/15 09:02-09:28 46.9m 23.7C 8kg 西崎
ハンマーの群れ

2/15(2) 秘密の根

昨日行けなかったオリジナルポイントへ。 50m の砂浜にポツンとある巨大な根だ。 根の上は 30m ぐらい。 しばらくすると西本さんがタコと戦っているのが見えた。 近くに別のタコを発見したので、撮ってみる。 ようやく立体感のあるタコの写真が撮れたかも。 ギンポが穴から顔を出していたが、 撮る前に穴から出て逃げていった。

シマダコ シマダコ
2005/02/15 13:03-13:29 28.2m 22.4C 8kg 秘密の根
シマダコ、ミナミギンポ、ヤッコエイ

2/15(3) 西崎

潜行後すぐにハンマーの群れ。 あせらず、あわてず、あきめずにハンマーを撮る。 単体なら何度も現れた。 安全停止に入ってからも一匹登場。 最後を飾るに相応しい最高のダイビング。

2005/02/15 15:29-16:02 30.2m 22.6C 8kg 西崎
ハンマーの群れ
撞木鮫 撞木鮫 撞木鮫 撞木鮫