スコットランドの蒸留所めぐり(Caolila、Bunnahabhain、Bruichladdich)


Caolila

Caolilaへ行く。 ツアーは4ポンド。 高い! しかも、ガイドはよぼよぼのおじいさんで、 知っていることはすべて話さないと気がすまないタイプの面白くない説明。 スコッチを造ってはいたが、 工場っぽいので興味をそそられない。 ほとんど自動制御で近代的なんだけれど、 wash back だけは木製だった。 昔はステンレスを使ったこともあったが、 生産量が落ちたので木製に戻したんだとか。

Caolila mill Caolila mash tun に注がれる grist Caolila still Caolila spirit safe

最後に試飲。 ピートの香りがなくまったくダメ。 これだと搾りたての本醸造の方が数段上だ。


Bunnahabhain

Bunnahabhain

Bunnahabhain は Caolila よりも北にある。 見るからに工場っぽい。 待合室のパネルを読むと、 Black Bottle にも 2 種類あって、 10 年は海外からも買えるが、 単なる Black Bottle は英国のみでの販売と書かれてあった。

Bunnahabhain mash tun の撹拌装置 Bunnahabhain wash back

ツアーが始まる。 造ってないし工場っぽいので、あまり面白くない。 Malting はやっていない。wash back は木製。 ブレンドもやっているが、グレンウイスキーは造ってないとのこと。 最後に Bunnahabhain の single malt 10 年を試すが、 ピート香りがなく、まったく好みではなかった。


Bruichladdich

Bruich

飛行機まで時間があるので、 7つの蒸留所を制覇すべく Bruichladdich へ。 ここは見た目やショップは小洒落ているが、 どうも施設は工場っぽい。 ショップでの試飲は自由。 14 を飲んでみたが、これもピート香りがない。 聞いてみたら、やっぱり malting はやってないんだそうだ。


London へ

帰る前に Bowmore の Christine に挨拶しに行くが、 彼女は不在だった。 Bowmore の Lochside hotel のバーで時間を潰して、Islay 空港へ。 プロペラ機は順調に Glasgow へ飛ぶ。

Glasgow から LHR へ飛び立とうと、21 番ゲートの飛行機に乗り込むと、 便名が違うといって追い出された。 時間もゲートも合っているし、ゲートには便名が表示されていないから、 何が何だかさっぱり分らない。 離れたところにあるスクリーンを見に行くと、 確かに BA 1497 は "wait in lounge" になっている。 意味が分らないので係員に聞くと、 「嵐のため遅れている」とのこと。 1時間待ち、20時半過ぎにようやく飛行機は飛んだ。

1時間で LHR に着陸。 そのときに "twenty to ten" という衝撃の英語を聞く。 これで9時40分のことですが。 絶対22時10分と間違うよ。

最悪なことに、ゲートが一杯で 飛行機の中で 1 時間以上待たされ、 空港を出れたのは 24:00 過ぎだった。 sumikawa 邸に行き、 テイクアウトしてもらっていたインド料理を食べる。 うまい。 ビールもうまい。 シェリーはイマイチ。 Ardbeg はうまい。