[Mew-dist 2413] Re: <IM> Return-Path's handling (long)

Takahiro Kambe taca at example.com
1997年 10月 8日 (水) 23:58:37 JST


In message <19971008234737E.motonori at example.com>
	on Wed, 08 Oct 1997 23:47:37 +0900,
	Motonori Nakamura <motonori at example.com> wrote:
> taca> 私はmail.local(相当)による配送でもReturn-Pathを付加する様に
> taca> sendmailを設定しています。当然、procram mailerでもReturn-Pathを
> taca> 付加する様にしています。
> 
> この議論を始めると、いつも final delivery ってどこだろう? って話に
> なるような気がするのですが、
sendmail的にはlocal mailerによって、ユーザのメールボックス・ファイ
ルに格納された時点でおしまいで良いでしょう。

> 私は Return-Path: は envelope sender の
> 情報が失われる瞬間にそれをヘッダに残すために存在するものであると
> 理解しています。
この点については私の理解も同じです。

> draft-ietf-drums-smtpupd-06.txt にも、
> 
> (i) a gateway from SMTP->elsewhere SHOULD insert a return-path
> header, unless it is known that the "elsewhere" transport also uses
> Internet domain addresses and maintains the envelope sender address
> separately.
> 
> とあって、envelope sender が区別して扱われる限りは Return-Path: は
> 挿入する必要はないと読み取れると思います(拡大解釈しすぎ?)。
だけど transport ですよね。ユーザのメールボックス(/var/mail/$USER)
に入ったところを transport と呼ぶのは無理がある気がします。

> オプションを実装して解決ということにしましょう。
> この場合、UNIX From の情報は無条件に捨ててしまうというのでいいわけですね?
私は構いません。

別のアイデアとして、MHのslocalがdelivery-dateヘッダというのをつけ
るときがありますが、"X-Delivery-Date"とかにUNIX From行の時間情報を
いれるオプションというのも、UNIX From行の有効利用という意味も含め
て、それなりに便利かもしれません。

> 逆に、Return-Path より UNIX From を信頼したい人のために、Return-Path を
> 捨てて UNIX From を新たに Return-Path にするという動作も用意してあると
> 良いかもしれません。
そういう状況ってあるのかしら???

--
神戸 隆博(かんべ たかひろ)
PGP Fingerprint: EB 8B D9 87 48 10 77 AA  57 EC FC B8 A3 07 64 3A



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