[Mew-dist 08146] Re: B-encoded header routine
Kazu Yamamoto ( 山本和彦 )
kazu at example.com
1999年 3月 18日 (木) 08:39:28 JST
ちょっと引用が面倒なので、正しいことだけ書きます。
(1) メールの書式の基本は RFC 822 です。MIME はそれを拡張したに過ぎませ
ん。Overrind した規則もありますが、その場合はちゃんと明示されています。
DRUMS の ID が RFC になったら、RFC 822 ではなく、そちらを参照するよう
にしましょう。
(2) RFC 2047 の符号化方式は可逆です。復号化して元通りにならないなら、
符号化か復号化が間違っています。ただし、ユーザの folding と MUA の
folding は区別が付きません。これは、RFC 822 のはなし。
encoded-word は atom と同様に扱われると RFC 2047 で定義されています。
RFC 822 を読むときは、encoded-word と atom に置き換えて読む必要があり
ます。ですから、text と encoded-word の間の LWSP は削ってよいです。
(3) MIME パラメータの符号化でも、76 文字の制約はクリアされています。
section という番号で folding と同じ機能を実現しています。
<<余談>>
(i) Mew 1.93 の RFC 2047 対応は完全でないので、信じないで下さい。Mew
1.94bxx を信じて下さい。
(ii) メール関係の RFC はとにかく読みにくいです。作者にいろいろ質問して
はじめて心が分かるクオリティです。またエラー処理もほとんど定義されてい
ないので、どうすればいいのか困ることがたくさんあります。
最近出た話題
--foo
CTE: quoted-printable
xxx= ←ここ (\n は --foo のものだから、soft break
--foo になってないぞ問題ともいう)
(iii) RFC 2047 はアルゴリズムを定めるべきでしたね。プロトコルにアルゴ
リズムを含んでよいかには、賛否両論があります。まぁ、少なくとも欧米人以
外が考えるべきだったでしょう。
--かず
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