[Mew-Win32 00367] Re: lisp MsgDB (Re: C-uZ)

Miyashita Hisashi ( 宮下 尚:HIMI ) himi at example.com
1998年 3月 4日 (水) 22:58:32 JST


"YAMAGUCHI, Shuhei" <yamagus at example.com> writes:

> hashがどんな効果を生むものかはわかるのですが、それを実装するとなると…。
> 単純ハッシュだと、重複とか心配な気もしますし。
> #重複が起きた時にどうするかという知識は持ってないです。 ^^;
> #あー、ほんと、大学できちんと勉強しておくべきだった…。 ;_;

hash関数に基本的に重複は避けられません。
## それをほとんど仮定しないMD5のようなFinger Printに用いる
## 関数は存在しますが。

そうなると、当然重複の処理はしなくては行けません。

ただし、ここで大事なことは、重複しないものは覚えなくても
構わないということです。重複しないものはMessage-IDを覚えずに
ほっとけば良いのです。重複する確率を小さくしておけば、
かなりのメモリの節約になります。

A1, A2, A3...のMessageIDがこの時系列で登録されたとして、
同一のhash関数の結果を得たとします。

A1のMessage-IDは覚えていません。
しかし、A2, A3....は覚える必要があります。

照合時点で照合できないものはA1とみなします。

>   himi> ## MULE-UCSにHash関数いれようかな。
> 
> #これが使えればいいんですけど、Mule2では動かないですよね。
> ##とりあえずハッシュなしで考えてみたいと思います。
> ##それ以前の基本的な部分で問題が山積みなので。 ^^;;;

私は原則として、もうMule2は考えないことにしました。:-P
私の書くライブラリはMule2のことなんて考えません。^^;;;

### 暇がない!暇がない!暇がない!暇がない!暇がない!

from himi

## それにしても、ここのところの動きを見ていると
## IMって何? という、疑問が湧いてくるんですけど。
## 私の想像力をはるかに超えた存在なのか、それとも、
## 初期の設計が致命的なまでに狂っている存在のようにおもえます。

### 私もこのこと---初期の設計の重要性---は、肝に銘じなくては。

### でも、ここの所起こっているIMの機能をEmacs Lispに無秩序に
### (のように私には見える)移す動きはIMの残り少ない利点を完全につぶす
### 動きのように見えて、ますます八方塞になるだろうと思ってみています。

### 今大事なのは、各システムに依存する部分の再設計が必要だろうと思うのです。
### Data Oriented な物と Operation(?) Orientedな物に使うシステムと開発する
### プログラムをきちんと切り分け直すべきだと思っています。

### このままだと、IMはなんのAbstractionも提供できなくなるでしょう。
### MewとIMを分けた意義が全くなくなってしまう危険性を現在の動きは
### 秘めています。

#### 念のため言っておきますが、私はPerlが嫌いなのではないのです。





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