鹿児島 (2003/07/25-2003/07/27)

8:00 に西村さんがプラザホテルにお出迎え。 200m 程離れているトリトンへ行く。 今日は大人数だ。 8:30 にならないと来れない人を待ち、 2 台のトリトン号で1時間30分かけて坊津へ。 車中では爆睡。

港に着くと、スタッフの人が遠くに停めてある船を車の前まで運転してきた。 船は漁師と契約しているのかと思っていたが、 トリトンの船でビックリ。 しかも 2 隻。 トリトン、おそるべし。


黒子島

一本目のポイントは黒子島。 外洋にはうねりがあり、 油断すると酔いそうだ。 一旦飛込んでアンカーのロープに掴まるも、 アンカーが外れ、船が流されてポイントが遠のいてしまい、 ボートに上がる。 この最中にチビのイカを見たけれど、 写真を撮っている暇はない。

アンカーを打ち直して再び飛込む。 しかし、またアンカーが外れてしまって、再びやり直し。 いい加減酔ってきた。

三度目の正直。 ようやくアンカーが掛って、 ロープを伝って潜行する。 海底まで沈んで、 砂地と岩の境目にアンカーが掛っているのを見て状況を理解する。 アンカーは砂地に落し、流して岩に引っ掛けているんだ。 これだと外れやすいのも当然か。

先日の大雨の影響で視界は悪いが、潜行後すぐにウツボの集会を発見する。 2匹の大ウツボに、1匹のトラウツボ。 みんなは気付いていないので、 カンカン鳴して tosaka を呼び、 みんなに待っていてもらう間にウツボの集会を撮る。

しばらく泳いで行くと、大きな根に着いた。 岩のコーナーには、 大きなミノカサゴが 2 匹。 小さなハナミノカサゴ 1 匹群れている。 岩をグルグル回っていろんな魚を見る。 クマノミ、ハリセンボン、ハコフグが異常に多い。

kanae ちゃんのグループがやってきたので、 ミノカサゴを見せに行くとさらにウツボがいた。 写真を撮ろうとカメラを構えると、 撮って下さいと言んばかりにゴンベが石の上に現れる。 奇しくも 4 ショットを撮ることに成功。

このポイントはすごく面白い。


鵜ノ島

波の穏やかな入り江に入って昼食を取る。 少し砂地があって、船で渡ってきた人達が海水浴を楽しんでいる。 僕はマスクだけ着けて泳いでみた。 ここにもクマノミとハリセンボンがおびただしいほどいる。 tosaka のロングフィンを借りてドルフィンキックをすると、 予想以上に沈んでしまい、慌てて浮上。 慣れないと恐いかも。

二本目のポイントは、鵜ノ島。 潜行後、ずっと移動して行く。 伊勢海老がいたらしいけど、僕は見付けられなかった。 どうも、僕のウツボとミノカサゴを識別する能力は高いらしい。 何匹か発見した内、一匹はキリンミノだった。 でも、鹿児島の海では珍しくないそうだ。


夜は一緒にダイビングを楽しんだ人達と天文館の市場食堂に行く。 甘い醤油に新鮮な魚、そして焼酎。 もう幸せ一杯。
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