雲見

kanae ちゃんは朝一の電車で来るので、僕らは後発隊。 準備万端で待っていると、 「船が壊れたので今日は中止」と言われた。 がーん。

選択肢としては、 何もしない、雲見でダイビングの2つ。 もちろん後者を選んだ。 登坂夫婦は雲見から直接帰るので、登坂号で。 残り3名も車が足らないというので、kazu 号で行くことになった。

雲見に着くと、嫌という程のダイバー。 メッシュバックを置く場所もないぐらい。 まさに戦場。 染野さんに着方を習いながら、6.5mm を着ようとすると、 力をかけ過ぎてしまい左足首をやぶってしまった。 まだ一回も着てないのにぃ。

どれくらい力を入れると破れるのか分かり、 後は慎重に着る。 上着はとってもらくちん。 やっぱりセリオの採寸はきつめのようだ。 これからは高くても HID で作ろう。


牛着岩 湾内

タンクはスチールなので、8kg を付けてみる。 ガイドは純さん。 船で牛着岩まで行き、バックロール。 かなりのオーバーウェイトでスルスル潜行。 6.5mm は動きにくいと聞いていたが、 どうやって動いたらいいのか、 どうやって中性浮力をとればいいのか まったく分からない。

透明度は 5m ぐらいしかない。 海底で集合するが、 僕たちのグループに加わっている女性一名がいない。 ああ、いきなりダイビング中止かと思っていたら、 なんとか合流してきた。 よかったぁ。

カレイやウシノシタを発見し、ちょっかいを出して遊ぶ。 砂地には小さいアカエイがいた。 後で聞いたらその前に大きなトビエイがいたって。 有紀子さんは「kazu さんは違う方を向いていた」って言うけど、 潜水前に「大物見つけたら自分だけで見ないように」て釘を刺したくせに、 僕には教えてくれないんだぁ。

水温はとても低い。ウエットで覆われているところは何ともないんだけれど、 グローブが夏用だから手先が凍り付きそうだ。 18度ぐらいかなぁと思っていたが、後で聞いたら17度だって。 これはもう修行ですな。

最後にアナゴっぽい魚がいたけれど、あれはハモらしい。 そうなのかー。

2005/07/17 11:20-12:05 18.7m 17.5C 8kg 牛着岩 湾内
トビエイ、アカエイ、キビナゴ、タツノオトシゴ、カレイ、ウシノシタ、ヒメジ、ハモ

牛着岩 子牛の裏

有紀子さんが本数を稼ぎたいこともあり、 再び修行に行く。 潜水するとさっきより寒い。 くー。

もう寒くてやってられない。 登坂がコウイカを見つけて撮影しているけれど、 僕は撮る気にもなれない。 砂地でウシノシタを派遣し、シャッターを切ろうとするがピントが合わない。 なぜだ!

うじゃうじゃある昆布のような海藻の中で何かの魚がピョコンと動いた。 何だろうと思って凝視する。 胸ビレが素晴らしいのでカサゴの仲間かなぁ。 適度な距離を保ち撮影しようとするも、またピントが合わない。 なぜだ!

諦めてみんなを追いかける。 あ、ピントが合わなかったのはマクロモードじゃないからだ。 寒くてぜんぜん頭が働かないよー。 そう思っていた矢先に鈴の音がなり、 誰かが大物を見つけたかと思ったガイドが一回旋回した。

ラッキー。 ぜったいここだったという場所にもう一度行く。 今度はそいつはこちらに顔を向けていた。 顔の形からして絶対にテグリ。 すると。。。 ミヤケテグリか? 伊豆半島にもいるのか? もう息を飲みながら慎重にピントを合わせて撮影。 登坂も気づいて僕の後に撮影。 (あとで、ヤマドリと判明。)

最後にまたハモを見つけた。 みんなが撮影しやすいようにちょっかいを出す。 こいつとの遊び方は分かったぞ。:-)

ミヤケテグリ ハモ
2005/07/17 7kg 13:25-14:09 19.5m 19.5C 牛着岩 子牛の裏
ボウズコウイカ、ヤマドリ、ハモ

帰る途中で銀の湯へ。 露天はぬるくて長くはいれるが、塩素のにおいが気になるなぁ。

夜、南京亭でご飯を食べた。 中華とは言いがたい家庭料理店。 帰ってからウェットをボンドで補修。 素晴らしいできに、うっとり。:-)