パラオ(2006/02/16)

水着を着た格好で、7:30 にピックアップ。 (直行便だと、夜中に着くので、8:30 にしているらしい。)

車で船着き場に移動し、そこにある事務で、 バウチャーと誓約書を手渡す。 あと、C カードを見せ、$35 払ってダイビングの許可証を発行してもらった。 ペリリューのグループも相乗りするようで、 15名ぐらいを載せて高速艇が出発する。

雲が多く日差しは強くないが、サングラスを掛けてみると、風よけになって快適。 50分程ぼーとしているとカープ島についた。 ペリリューの人たちは、ここでボートを乗り換えるそうだ。

リゾートに行くと、saki さんがお出迎え。 後で聞いたら、やっぱりモルディブで知り合った永峰さんの友達だった。

支払いはすべて、コロールの事務所だそうで、 リゾートでお金を使うことはない。 なので貴重品を預ける。 すぐに、ダイビング開始なので、 ウエイトをもらう。

リゾートの意図としては、ギアをメッシュにまとめてボートに積んでおいてくれれば、 それ以外の荷物を下ろしてリゾートに運び、 メッシュはボートに積んだままでダイビングだったようだ。 でも、コロールへのボートとダイビングのボートが同じだと教えてくれなければ、 そんなことは理解できるはずもない。 まぁ、メッシュを作って、桟橋の先にあるボートへ運び直せばいいだけだから、 どうとでもなる。

出発が遅いので、1 本潜ってランチ。その後もう1本潜って、リゾートに帰ってくる。 通常は、2本潜った後にランチ。


ジャーマンチャンネル

チェックダイブはなしで、いきなりマンタ狙い。 最初にクリーニングステーションに行くと言われたが、 ブイが空いていなかったので、違うところから潜行したらしい。

頭の中はマンタなのに、ガイドはガヤを指す。 それにはクダゴンベがいるはずだけど。まさか。。。 あ、いた! 自分で言うのもなんだが、クダゴンベを撮らせるとかなりうまい。 砂が巻き上がっているけど、まぁそれもご愛敬。

ニチリンはいるは、ネジリンボウはいるはで、 マンタは諦めたのかなと思っていた。 水面近くに大きなロウニンアジがいるので、 隙あらば撮ろうと思っていると、鐘がなる。 振り返ると、マンタが通り過ぎていた。 証拠写真程度にとったが、後ろからなのでまったく絵にならない。 うー。

さらにチンアナゴなどを見た後、 濁りの強い根に行くとマンタがいる。 焦ってシャッターを切らないよう注意して、 マンタを撮る。透明度が悪い割には、なかなかのできだ。

クダゴンベ マンタ

DECO まで 5 分なので、僕は先に浮上。 みんなも浮上してきた。 しかし、一人がカメラを落としたので、取りに行き、 ダイコンを見ると DECO まで 1 分。 あわてて、ゆっくり浮上。

安全停止に入る前もマンタが一枚出た。

2006/02/16 9:48-10:36 23.3m 27.8C 10lbs ジャーマンチャンネル
クダゴンベ、ニチリンダテハゼ、マンタ x 3、ロウニンハジ、ヒレナガネジリンボウ、チンアナゴ

水面休息

ランチを食べた後、小島まで泳いでいき、浅瀬を眺めていると、 モンツキが穴から出ている。 どうも、あちこちにいるらしい。 あわててカメラを取りに帰り、 引き返して、さぁ撮ろうと思ったら、 ガイドから「山本さん出発しますよ」の声。 がーん。


タートルコーブ

縦穴のタートルコーブへ。 入り口に集合だから、 その回りの浅瀬でひたすらモンツキを探す。 探しもしてないのにゼブラハゼがいる。 しかも群れてる。 そうこうしている内に、人生最大のモンツキに遭遇。 さぁ撮ろうと持ったら、ガイドが穴に入れと指示した。。。

穴の途中にあるウコンハネガイは、ライトを持ってきていないので、ピントが合わない。 水底では、ブリーフィング通りニチリンがいる。 しかし、その手前の穴に僕のセンサーが反応した。 オドリハゼだ! しかし、シャッターを撮る瞬間引っ込むし、 ニチリンも3枚撮ったがどれもピントが合っていない。 あ、ここにもニチリンだと思って撮ったハゼは、 後からみるとヤマブキハゼだった。。。

ヤマブキハゼ ウミウチワ

あとは、ドロップオフをひたすら泳いでいき、 サロンパスやナポ、タイマイなんかと遭遇した。

2006/02/16 12:07-12:54 22.7m 27.9C 10lbs タートルコーブ
ゼブラハゼ、モンツキカエルウオ、ウコンハネガイ、ニチリンダテハゼ、オドリハゼ、ヤマブキハゼ、ナポレオン、ギンガメアジ、スミレナガハナダイ、ダツ、ミジロザメ、タイマイ

石のお金ツアー

タンクは毎日コロールから運んでいるので、 前日までに予約しないと三本目には行けない。 しかも、4 名以上集まらないとボートは出ない。 ちなみに、4名だと一人 $55。 5名だと一人 $45。

暇をもてあましたので、 現在でも流通しているという石のお金を見に行くことにした。 なんだかよく分からないけど、リゾートの犬が絶妙に道案内をしてくれた。

トンボ ヤシの実

マングローブの墓場を抜け、 巻き貝の道を進み、 ようやく「石のお金」に到着。 本当に、これが今でも使えるの?

石のお金

部屋は、ほったて小屋で、広い空間にベットがあるだけ。 トイレは水洗だが、紙はゴミ箱に捨てる。 シャワーは真水で、お湯も出るが、温度調整は不可能に近い。 ベープマットと蚊取り線香はある。 隙間だらけなので、焚かないと蚊に刺されまくるだろう。

エアコンはなく、寝苦しい。 天花粉を忘れてきたのは、まずかったかも。 寝ていると、横なぐりの雨音で何回か起こされた。 寝る前はオリオンがはっきり見えたというのに、 なぜか大雨だ。