スコットランドの蒸留所めぐり(Ardbeg、Bowmore)


Islay への飛行機

早起きし、Dean Park をチェックアウトして、 Glasgow 空港へ。 Islay への飛行機は、Campbeltown へのそれよりも 2 まわりぐらい大きな感じ。 あっというまに Islay に着き、 まずレンタカーを借りる。 運転の練習もかねて、Oa 岬へ。 羊が道をふさいで恐いよー。


Ardbeg

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Ardbeg へ行くと、 Kiln がショップに改造されていた。 Glenmorangie も所有している大手の資本が入っているので、小洒落ている。 いくつか試飲をする。 もうほとんどないと言われている 17 年ものは、 薬臭くていまいち。 Uigeadial は好みで買いだった。 評判のよいランチを食べて、ツアーを待つ。

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ツアーのガイドは、ラテン風のおばさん。 とってもゆっくりクリアーにしゃべるので、ほとんどの内容を理解できた。 こういう訓練された説明は、見習わないといけない。 ここは 8 月でもスコッチを造っていた。 逆に冬のある時期は造らないそうだ。

造っているスコッチの 50% は single malt 用、 50% blended 用で Ballantine's などに出荷している。 Floor malting はやっていないそうだ。 今出ているものは Islay のピート香がするが、 将来出てくるものはピート香がなくなるんだろうか。


Bowmore

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Bowmore のショップでお酒を見ていると、 店の人に話しかけられた。 その女性の名は、Christine。 日本に行ったことがあると言う。 しかも、「日本のテレビにも出たわ」と言った。 何だろうと思っていると「ウルルン」と言う。 ややや、ウルルン滞在記ですか? 何かすごく気に入られたみたいだったが、 ツアーが始まったので、そちらに行く。

まず、イメージ DVD を見せられるが、どうでもいい感じ。 その後で、設備を回る。 ガイドの女性の英語はまったくといっていい程分らなかった。X-( 結構広々としていて明るいので写真は撮りやすい。 噂通り floor malting を守っているそうだ。 (ちなみに、Christine の話では、ピートを炊くのは週に 2 回。 この頻度が、Bowmore を特徴づけているとか。)

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ツアーの最後に試飲。 Legend と他に好きなのを一つ飲ませてくれた。 シェリー樽で仕上げたという Darkest を頼む。 おいしー。社長へのおみやげは、これで決り。:-) ちなみに、標準なラインナップは、Legend、12、15、17。 別のラインナップに、Darkest、Dusk、Dawn がある。

この後、買い物をしていると再び Christine に会って、 「コーヒーでもいかが?」と誘われるままに応接間へ。 そこで、芸者スタイルの Christine の写真を見て衝撃を受ける。 ウルルンの話とか、日本滞在の話とか楽しくおしゃべりをしていると、 あっというまに 2 時間ぐらいが過ぎた。

最後に Christine と記念撮影。 何が起ったかうまく整理しきれず、 ぽかーんとしながら Bowmore を後にした。

Christine Port Askaig

Port Askaig にチェックインし、 夕食は Christine が予約してくれた Port Charlotte Hotel へ行く。 Christine お勧めの Islay Lam と sumikawa お勧めのロブスターを食す。 どちらも激ウマ。 ドライバーなので、ワインが飲めないのが辛い。